知って得する!?いちごのひみつ

だれかに教えたくなる!いちごの豆知識
いちごが日本で食べられるようになったのはいつから?

いちごが日本でたべられるようになったのは、江戸時代末期の1830年代といわれています。オランダ船によって持ち込まれたので、当時はオランダイチゴと呼ばれていたとか。その後、明治時代に農業が近代化されるにつれ、欧米からさまざまな種苗が導入されるようになり、1900年ごろには外国品種を使った営利栽培が始まっています。
「1月15日」は“いちごの日”!

「1(いい)1(いち)5(ご)」の語呂合わせで、1月15日が“いちごの日”に制定されています。特に1月中旬頃はいちごの収穫も盛んな時期で、出荷も増える時期なのでイチゴの日にぴったりですね!いちごの消費量を高めるために制定されたいちごの日には、ぜひいちごを食べましょう。
自慢できる豆知識!ショートケーキの日

毎月22日は“ショートケーキの日”と制定されています。
カレンダーを見ると22日の1週間前が15日。15(イチ・ゴ)が上に載っている22が、ショートケーキを連想させることからショートケーキの日、というわけです。
いちご表面のつぶつぶは種じゃない?

いちごの表面にあるツブツブは種ではなく、ひとつひとつが果実なんです。それぞれのツブツブの中に種が入っています。一粒のいちごは、200個から300個の果実が集まった「集合果」。私たちが果実だと思って食べている甘い部分は、実際は茎の先端の花床(かしょう)が膨らんだもので「偽果(ぎか)」と呼ばれます。
いちごは野菜なの?果物なの?

園芸学では、木の実は果物、草の実は野菜と分類されるため、草本性であるいちごは“野菜”に分類されます。ただし、実際は果物と同じように食べられていることから「果実的野菜」とも呼ばれています。
いちごは何科?

いちごは「バラ科」の多年草。バラ科の果物には、その他にもナシやモモ、りんご、さくらんぼなどがあります。普段、よく目にする八重咲きのバラといちごの花は、似ても似つきませんが、野生種に近い一重咲きのバラと比べるとそっくり!
バラ科に分類されるフルーツは、葉が対になるように生える双葉性植物。葉のふちがギザギザしていてバラの葉と似た形をしています。
いちごの花言葉
いちごの花言葉は「あなたは私を喜ばせる」「幸福な家庭」「尊重と愛情」「先見の明」。かわいらしいいちごに、ぴったりの花言葉ですね。
白いいちごはなぜ白い?

赤いイチゴは光に当たることによって「アントシアニン」という色素が発現、それによって赤く発色します。しかし、白イチゴは遺伝的な要因でアントシアニンを合成できない、またはしにくいため、赤くならずに白いまま熟すのです。
いちごが白いと甘くなさそうと感じるかもしれませんが、赤いいちごと同じくらい甘くて美味しいいちごです♪
いちごを美味しく食べるための豆知識!
いちごを買ったあと、置いておけばもっと甘くなる?

いちごは収穫されたあとは、置いておいても甘くはなりません。摘み取るまではどんどん糖分が蓄えられるため糖度は増していきますが、摘み取ったあとは赤く色づいていくことはあっても追熟はしません。いちごは買ったらすぐに食べることをオススメします。
意外と知らない?いちごの洗い方

いちごはヘタを切る前にサッと洗うのがポイント!ヘタを切ると切り口から水分が入り込んで風味が落ちてしまう原因に。また、いちごを水に漬けておくとビタミンCなどの栄養素が流れ出てしまうので、洗い流す程度にサッと洗いましょう。食べる直前に洗うことで栄養や美味しさを逃すことなく食べることができますよ。
いちごを美味しく長持ちさせるには?
生で食べるとき

パックから取り出し、いちご同士が触れないようにアルミホイルに並べて、冷蔵庫で保管しましょう。水洗いした場合は、カビが生える可能性があるので、キッチンペーパーなどで水分をよく取ってから保冷します。
長期保存したいとき

10日以上保存したいときは、冷凍するのがおすすめです。いちごをサッと水洗いしてヘタを取り、水分も取り除いてフリーザーバッグに入れて冷凍室で保存しましょう。食べるときは5分ほど自然解凍することで、ひんやり美味しいシャーベットのできあがり!夏にぴったりのデザートです。また、凍ったまま鍋に入れて砂糖をまぶせば、簡単にいちごジャムが作れます♪生のいちごを使用するよりも、滑らかなジャムができますよ。
更新日:2023年06月29日