2017年度
2017-2018年 展覧会
第12回企画展 人物表現の魅力
- 前期:2017年6月7日(水曜日)~7月3日(月曜日)
- 後期:2017年7月6日(木曜日)~7月31日(月曜日)
人物画は古くから絵画作品に描かれ続けてきたテーマです。真岡市所蔵の久保コレクションには、久保貞次郎(1909-1996年)が支援し交流した89名にのぼる画家の作品が収蔵され、多くの画家が自画像や肖像画、家族、女性像など、人物をテーマに描いています。
本展は、久保コレクション収蔵作品より久保と親交の深かった画家を中心に人物が表現された作品約40点を前期、後期でテーマごとに紹介いたします。画家たちそれぞれの視点で描かれた人物の表情や姿、イメージの多彩さをお楽しみください。

<出品作家>
- 靉嘔
- 飯塚國雄
- 池田満寿夫
- 磯辺行久
- 瑛九
- 小田まゆみ
- 北川民次
- 木村利三郎
- 竹田鎭三郎
- 深沢史朗
- ヘンリー・ミラー
- 吉原英雄
主催:真岡市教育委員会
第13回企画展 風景へのまなざし
2017年8月9日(水曜日)~9月18日(月曜日・祝日)
真岡市所蔵の久保コレクションより、久保貞次郎(1909-1996年)が支援し交流した作家たちによる真岡ゆかりの風景や日本各地、世界の風景、想像して描いた風景など、作家それぞれのまなざしで表現した風景画を紹介します。
戦後真岡に住み制作した木版画家新居広治が描いた真岡市内にある橋の風景や、北川民次が描いた真岡やメキシコの風景、真岡市出身の木版画家浅香公紀が旅したイタリアの建物と花を組み合わせた風景、荻須高徳が暮らし制作したフランスの日常の風景、久保卓治の銅版画による緻密なロンドンの風景、木村利三郎が描いたニューヨークの都市の建物を構成した風景など、10名の作家による25点の作品を展示します。作家たちが風景に寄せた思いを感じていただけたら幸いです。

<出品作家>
- 浅香公紀
- 小野忠重
- 荻須高徳
- 北川民次
- 木村茂
- 木村利三郎
- 久保卓治
- 新居広治
- ヘンリー・ミラー
- ワルワーラ・ブブノワ
主催:真岡市教育委員会
芳賀教育美術展 歴代の知事賞展
2017年9月23日(土曜日・祝日)~10月2日(月曜日)
久保貞次郎(1909-1996年)の提唱した創造美育の精神を受け継ぐ芳賀教育美術展は、今年度で31回目の開催となります。これまでに、最高賞である知事賞を受賞した作品約30点を一堂に展示いたします。真岡市久保講堂で開催される「第31回芳賀教育美術展」とあわせて、ぜひご覧ください。

主催:真岡市教育委員会、一般社団法人真岡青年会議所
第31回真岡市美術展 鳥をモチーフにした美術品
2017年10月7日(土曜日)~10月16日(月曜日)
本展は今年の干支にちなんで、鳥をモチーフにした美術品を市内の所蔵家からお借りして展示いたします。人間国宝や現代作家の陶磁器、市内在住作家による日本画など、約40点の絵画、彫刻、陶磁器等の作品に表現された華麗で愛らしい鳥たちをぜひご覧ください。

<出品作家等>
- 絵画・書
- 上村淳之
- 生田宏司
- 大塚照子
- 亀山明代
- 野々内良樹
- 浜田広介
- 山口華楊
- 陶磁器
- 井口大輔
- 伊藤北斗
- 斎藤勝美
- 瀧田項一
- 田村耕一
- 内藤六郎
- 藤井隆之
- 前田正博
- 古伊万里焼
- 九谷焼
- 鍋島焼
- 彫刻:古賀忠雄
主催:真岡市教育委員会
第14回企画展 孔版画の世界―ステンシル・シルクスクリーンの多様な版表現―
- 前期:2017年10月25日(水曜日)~11月27日(月曜日)
- 後期:2017年11月30日(木曜日)~12月28日(木曜日)
孔版画とは、版上の穴(孔部)を通してインクを下に刷り取る方法で、切り抜いた型紙を使うステンシル(合羽版)や目の細かい布を利用したシルクスクリーンなどの技法があります。特にシルクスクリーンは、紙や布など様々な素材に印刷でき、製版方法も手描きで行う方法や型紙を使う方法、写真製版など多様な表現が可能なため、多くの版画作家が手がけています。
本展は、孔版画の技法に焦点を当て、真岡市所蔵の久保コレクションより久保貞次郎(1909-1996年)が支援した作家たちによる色鮮やかなステンシルやシルクスクリーンの作品を展示いたします。作家それぞれの版表現をお楽しみください。

<出品作家>
- 靉嘔
- エメット・ウィリアムス
- オノサト・トシノブ
- 北川民次
- 木村光佑
- 木村利三郎
- 島州一
- 深沢史朗
- 元永定正
- 森義利
主催:真岡市教育委員会
アートリンクとちぎ2017 栃木県立美術館収蔵品展 美っくり‼
2018年1月11日(木曜日)~1月29日(月曜日)
栃木県立美術館の所蔵作品から、驚きと感動に満ちた現代アートを紹介する展覧会です。靉嘔の虹色に彩られた動物たち、足利在住の長重之の巨大なポケット、水玉模様をモチーフにした草間彌生の作品など、いずれも独創的な表現の先には作家からの力強いメッセージが見えてきます。新しい年の始まりに、真岡で“初びっくり”してみませんか?

<出品作家>
- 靉嘔
- 上田薫
- 丑久保健一
- 柄澤齊
- 草間彌生
- 鴫剛
- 白髪一雄
- 長重之
- 浜野友仙
- 日和崎尊夫
- 福田美蘭
- 元永定正
- 山中信夫
主催:真岡市教育委員会栃木県立美術館
第15回企画展 デモクラート―久保貞次郎が交流した芸術家たち―
2018年2月7日(水曜日)~3月26日(月曜日)
真岡市所蔵の久保コレクションより、久保貞次郎(1909-1996年)が支援し交流したデモクラート美術家協会の芸術家たちの作品を紹介いたします。デモクラート美術家協会は、1951年に瑛九が中心となり前衛芸術を志す芸術家たちで結成されたグループです。彼らは当時真岡の久保宅にも度々訪れ、久保がコレクションしていた美術品を鑑賞したり、自分たちの目指す芸術について討論を交わし合うこともあったといいます。
本展では、かつて久保宅の食堂に飾られていた瑛九と久保が共同で制作したガラス絵や久保アトリエの外壁に飾られていた全長3メートル以上に及ぶ靉嘔が描いた巨大な油彩画など、貴重な作品なども展示いたします。久保貞次郎と芸術家たちとの交流や活動を改めて振り返る機会といたします。

瑛九《真岡久保宅食堂 食器棚のガラス絵》
1943年 油彩
<出品作家>
- 靉嘔
- 池田満寿夫
- 磯辺行久
- 泉茂
- 瑛九
- 加藤正
- 玉井瑞夫
- 利根山光人
- 細江英公
- 吉原英雄
主催:真岡市教育委員会
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 文化課 文化振興係
〒321-4395
真岡市荒町5191番地 本庁舎4階
電話番号:0285-83-7732
ファックス番号:0285-83-4070
お問い合わせはこちら
更新日:2023年03月27日