2018年度
2018-2019年 展覧会
第16回企画展 海を渡った画家たち
- 前期:2018年4月1日(日曜日)〜5月28日(月曜日)
- 後期:2018年5月31日(木曜日)〜7月30日(月曜日)
美術評論家で美術品の大コレクターであった久保貞次郎(1909‐1996年)は、生涯で100人以上の芸術家たちと交流し支援していました。その中には、自身の可能性を求めて芸術の本場であるフランスやアメリカなど海外に渡り国際的な活躍を見せた芸術家もいました。
本展では、真岡市所蔵の久保コレクションより、海外で学び活躍した画家たちの作品を展示すると共に久保と画家たちの交流関係も紹介いたします。前期ではアメリカに渡った画家を中心に、後期ではメキシコやヨーロッパ、世界を旅した画家を中心に紹介いたします。画家たちの個性あふれる作品をどうぞお楽しみください。

<出品作家>
- 靉嘔
- 飯塚國雄
- 池田満寿夫
- 内間安瑆
- 海老原喜之助
- 荻須高徳
- 小田まゆみ
- 桂ゆき
- 川崎満孝
- 北川民次
- 木村利三郎
- 久保卓治
- ジミー鈴木
- 竹田鎭三郎
- ヘンリー杉本
主催:真岡市教育委員会
第17回企画展 久保講堂竣工80周年記念 創造美育運動と作家たち
2018年8月2日(木曜日)~9月17日(月曜日・祝日)
美術評論家の久保貞次郎(1909-1996年)は、1952年に画家の北川民次らと「創造美育協会」を設立し、美術教育の改革を目指した人物としても知られています。全国から教師を集めた大規模な研究会“創美セミナール”には、久保と親交があった作家たちも参加・協力していました。
本展では、真岡市所蔵の久保コレクション、宇佐美コレクションの中から、創造美育運動に関わった作家たちの作品を紹介いたします。

<出品作家>
- 靉嘔
- 池田満寿夫
- 泉茂
- 瑛九
- オノサト・トシノブ
- 北川民次
- 木水育男
- 藤本よし子
主催:真岡市教育委員会
芳賀教育美術展 歴代の知事賞展
2018年9月20日(木曜日)~10月1日(月曜日)
久保貞次郎(1909-1996年)の提唱した創造美育の精神を受け継ぐ芳賀教育美術展は、今年度で32回目の開催となります。これまでに、最高賞である知事賞を受賞した作品31点を一堂に展示いたします。真岡市久保講堂で開催される「第32回芳賀教育美術展」とあわせて、ぜひご覧ください。

主催:真岡市教育委員会、一般社団法人真岡青年会議所
第32回真岡市美術展 花をモチーフにした絵画と青磁・青白磁展
2018年10月4日(木曜日)~10月8日(月曜日・祝日)
今年の真岡市美術展では、市内の所蔵家から花をモチーフにした絵画と青磁・青白磁の作品をお借りして展示いたします。この機会にぜひご覧ください。

<出品作家>
- 絵画
- 大塚照子
- 奥村土牛
- 越智正治
- 堅山南風
- 加山又造
- 五月女政平
- 五月女佳織
- 中島千波
- 福田俊三
- 山本彪一
- 陶磁器
- 浦口雅行
- 上野猛
- 川瀬忍
- 川瀬竹志
- 志賀暁吉
- 島田文雄
- 初代宮永東山
- 田村耕一
- 塚本快示
- 二代諏訪蘇山
- 福島善三
- 三浦小平二
- 峯岸勢晃
主催:真岡市教育委員会
第18回企画展 久保貞次郎エディション展―小コレクター運動から生まれた版画作家たち―
- 前期:2018年10月11日(木曜日)~12月10日(月曜日)
- 後期:2018年12月13日(木曜日)~2019年2月11日(月曜日・祝日)
美術品の大コレクターとしても知られていた久保貞次郎(1909-1996年)は、美術品を収集するだけではなく、交流していた無名の画家や彫刻家たちに版画の制作を勧め、久保自身が版元となり版画の刊行も手がけました。複数制作が可能な版画を多くの人に頒布し、一般の人が美術品を所有し生活の中に取り入れることで美術を身近なものにし、無名の作家を多くの人に知ってもらうことで作家を支援しました。久保は1950年代には真岡をはじめ全国各地で美術品の頒布会を開催し、一般の人が気軽にコレクターを名乗り美術に親しむことを目的とした「小コレクター運動」を提唱しました。
本展では、久保が版元となり制作された版画や頒布会のために制作された版画など久保の援助がなければ生み出されることのなかった「久保貞次郎エディション」の作品を前期と後期に分けて展示いたします。戦後に活躍した作家たちの多彩な版表現をお楽しみください。

<出品作家>
- 前期
- 靉嘔
- 池田満寿夫
- 泉茂瑛九
- 桂ゆき
- 北川民次
- 木内克
- 竹田鎭三郎
- 福沢一郎
- 山口薫
- 脇田和
- 後期
- 磯辺行久
- 小田襄
- オノサト・トシノブ
- 木村茂
- 木村利三郎
- 関根伸夫
- 殿敷侃
- 新居広治
- ヘンリー・ミラー
- 吉田克朗
主催:真岡市教育委員会
第19回企画展 没後40年 深沢史朗展
2019年2月14日(木曜日)~4月15日(月曜日)
栃木県那須郡武茂村(現・那珂川町)に生まれた深沢史朗(1907-1978年)は、17歳の時に画業を志して上京し、戦時中の困難を乗り越えて制作を続けていましたが、60歳を目前に突如として油彩画に終止符を打ち版画へ転向します。1966年に開催された第5回東京国際版画ビエンナーレで入選を果たすと、数々の国際版画展への招待出品が続きました。
本展では、久保貞次郎が収集した11点の深沢作品を中心として、同時期に活躍した作家たちの作品もあわせて紹介します。深沢の代表作である浮世絵をモチーフにしたシルクスクリーンをはじめ、それぞれの独創的な版表現をお楽しみください。

<出品作家>
- 靉嘔
- 池田満寿夫
- 木村利三郎
- 島州一
- 深沢史朗
- 吉原英雄
主催:真岡市教育委員会
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 文化課 文化振興係
〒321-4395
真岡市荒町5191番地 本庁舎4階
電話番号:0285-83-7732
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更新日:2023年03月27日