【家族や友人が悩んでいる方へ】あなたにもできる自殺予防のための行動

更新日:2023年09月22日

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「大切な人の悩みに、気づいてください。」の文字とウサギの夫婦のイラスト

 ゲートキーパーとは、こころの声に気づいて、耳を傾け、見守る人のことで、「命の門番」と呼ばれています。私達の家族、友人、大切な人の命を守るため、一人一人が心がけ、地域全体で取り組むためにも、ゲートキーパーの役割が大切です。

あなたにも出来る自殺予防のための行動

気づき

家族や仲間の変化に気づいて、声をかける。

「どうしたの。聞かせてくれる?」

  •  発言や行動の変化や体調の変化など、家族や仲間の変化に敏感になり、心の悩みや様々な問題を抱えている人が発する周りへのサインになるべく早く気づきましょう。
  • 変化に気づいたら、「眠れてますか?」など、自分に出来る声かけをしていきましょう。

傾聴

本人の気持ちを尊重し、耳を傾ける。

「そっか。それはつらいね。」

  •  悩みを話してくれたら、時間をかけて、できる限り傾聴しましょう。
  •  話題をそらしたり、訴えや気持ちを否定したり、表面的な励ましをしたりすることは逆効果です。本人の気持ちを尊重し、共感した上で、相手を大切に思う自分の気持ちを伝えましょう。

つなぎ

早めに専門家に相談するよう促す。

「相談に行ってみようよ。私も付き合うし。」

  •  心の病気や社会・経済的な問題等を抱えているようであれば、公的相談機関、医療機関等の専門家への相談につなげましょう。
  •  相談を受けた側も、一人では抱え込まず、プライバシーに配慮した上で、本人の置かれている状況や気持ちを理解してくれる家族、友人、上司といったキーパーソンの協力を求め、連携をとりましょう。

見守り

温かく寄り添いながら、じっくりと見守る。

「死にたくなるくらい辛いときは私に相談してほしい。一緒に考えましょう。」

  • 身体や心の健康状態について自然な雰囲気で声をかけて、あせらずに優しく寄り添いながら見守りましょう。
  • 必要に応じ、キーパーソンと連携をとり、専門家に情報を提供しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 社会福祉課 障がい福祉係
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真岡市荒町5191番地 本庁舎1階
電話番号:0285-83-8129
ファックス番号:0285-83-8554
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