根本山自然観察センター 行事報告
6月21日(日曜日)おとなの自然観察 子どもたちが大好きな虫を好きになろう
今回は、大人だけでゆっくり楽しむ自然観察です。昆虫だけでなく、クモやダンゴムシなどの小さな生き物も「虫」として探し、見つけたことや疑問に思ったことを、大人同士で気兼ねなく話しながら観察しました。
樹液が出ている場所を見つけました。
カナブンはつるつるして持ちにくいです。
昆虫の林では、コナラの樹液に耳を近づけると、「プチプチプチ」と泡立つような音が聞こえました。樹液に来ていた1匹のカナブンに触れると、「こんなにツルツルしているの!」と驚きの声が上がりました。地面ではヤママユの繭を発見。成虫が羽化したあとの穴が開いており、そこからほつれた糸を触ったり引っ張ったりしながら、その丈夫さを観察しました。
見つけた生き物を囲んで観察
地上へ出る時を待つセミの塔
トンボの水辺では、水の中から見つけたシオカラトンボの幼虫を囲み、その姿をじっくり観察しました。池の中では、マツモムシやミズムシの仲間が元気に動き回る様子も見られました。やわらかい土には、羽化を控えたセミの幼虫がつくった「セミの塔」がいくつもあり、「セミの声が聞こえるのも、もうすぐですね」との声も聞かれました。
参加者からは、「見つけた生き物について話しながら観察するのが楽しかった」「気軽に質問できた」「説明を聞きながら、ゆっくり観察できておもしろかった」との感想をいただきました。虫を探し、見たり触れたりしながら話すことで、これまでとは少し違った虫の姿に気づき、自然観察そのもののおもしろさも感じていただけたようです。
7月4日(土曜日)キノコのふしぎを探ろう
根本山では、一年を通してさまざまなキノコが見られます。当日は、数日前から雨が降ったり止んだりの天気が続いたので、まさにキノコ日和となりました。参加者は、大人と子どもあわせて20名でした。
昆虫の林はコナラやクヌギが生える雑木林
昆虫の林の入り口で、かさの表面が桃にそっくりなケショウハツを見つけました。ケショウハツは、樹木の根っことつながって栄養のやり取りをしている菌根菌です。図鑑によると、カブトムシのにおいがするらしい。全員で試してみたら、「言われてみれば、するような?」「うん、するする!」と反応はそれぞれでした。
参加者20名で見つけたキノコ
後半は、自分で探して、採ってくるキノコ狩りに挑戦。ルールは、一種につき、ひとつだけ持ってくること。幼菌と老菌では見た目がまったく違います。また、かさの色が同じでも、ひだの間隔が違うものもありますよ。よく観察する目が必要です。
今回見つけたキノコは、キツネノハナガサ、ヤマドリタケモドキ、ハチタケなど全部で30種以上。名前の分からないキノコもたくさんありましたが、冬虫夏草や毒キノコの話と会話が弾み、キノコって、人を笑顔にもするようです。これもキノコのふしぎかな。
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2026年07月08日