根本山自然観察センター 行事報告
9月25日(金曜日)ススキを取りに行ってお月見をしよう
今年の十五夜は、9月25日。平日なので、大人だけでススキを取りに行き、秋にできる植物のタネを使ってお月見のクラフトを作りました。参加者は大人7名でした。
まずは、野外へ行ってススキとクラフトの材料集めです。イロハモミジやアカシデ、キンミズヒキのタネ、クリとクヌギの堅果など、タネの仕組みを観察しながら集めました。そして、ススキは今が花の季節。よく見ると、おしべの黄色い葯がぶら下がり、小さいブラシ状のめしべの柱頭が見えました。花びらはないんですよ。
制作は、センター内でたっぷり時間をとって。ベランダでは、シラカシの幹を切って電動ドリルで穴を開けて、土台を作ります。そこに、集めてきたタネとコナラやサクラの小枝を組み合わせて、思い思いにウサギやお団子を表現しました。
出来上がったクラフトは、参加者それぞれのアイディアがあふれていました。どれも素敵でした。参加者どうしで子どもの頃にお月見をした思い出話をしたり、笑い声もあったり、終始和やかな雰囲気でした。たまにはいいですよね、大人だけで楽しむ時間も。
当日の夜、根本山周辺では夜の早い時刻だけ大きな月が見えました。自分で採ったススキと自分で作ったクラフトを飾って、おうちでお月見を楽しんでもらえていたらうれしいです。
7月19日(日曜日)早起きをして夏を探しに行こう
今回は、いつもより早起きをして7時30分集合。参加者18名と、ニイニイゼミやアブラゼミが鳴き始めた朝の雑木林へ出かけました。
カナブン
まずは、樹液を見てみよう。この日、樹液で目立っていたのはカナブンでした。1本の木に8匹もいたところも。カナブンは、青緑色の前ばねがキラキラしてきれいなのに、見つけた時の歓声は、カブトムシやクワガタよりもなぜか上がらない。ちょっと脇役的な虫かな。
大きなキノコ、キアミアシイグチ
夏って、実はキノコもいろいろ見られる季節。足元にも注目してみましょう。林床の草の間からキアミアシイグチやツチカブリが出ていました。そして、ナラ枯れのコナラの根元には真っ赤なカエンタケ。カエンタケは、図鑑にもよく出ている猛毒のキノコです。野外で実物を見ることはなかなかないので、全員で触らず、観察しました。
夏休みの生き物観察は、朝の涼しい時間帯がおすすめです。さあ、夏の根本山へ行ってみよう!見たこともない、予想もしてなかった生き物との出会いが、きっとありますよ。
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更新日:2026年10月05日