根本山の自然情報

更新日:2026年01月16日

ページID: 687

落ち葉かきをしていて見つかったもの

落ち葉にくっついていたガのまゆ

行事で落ち葉かきをしていたとき、小学生の女の子が見つけた謎のもの。まゆ?それとも卵?さっそく、センターにある図鑑を使って調べました。
まずは、虫の卵ハンドブック。まったく見当がつかないので、ページをめくって似ているものを探します。うーん、ないね。次に、繭ハンドブックで探します。あっ、これじゃない?!アオスジアオリンガのまゆにそっくりです。
しかし、別の図鑑も調べてみると、アカスジアオリンガというガもいることが分かりました。それぞれのまゆの違いまでは載っていませんでした。
落ち葉にくっついていた謎のものは、アオスジアオリンガかアカスジアオリンガのまゆにしておきましょう。身近な生き物でも分からないことがたくさんあるのです。いつか幼虫や成虫にも会えるといいな。また調べよう。(1月11日)
 

今年もよろしくお願いいたします。

干支の馬の飾りの写真です。

冬の里山は穏やかな陽だまりが暖かく、気持ちが良いものです。この時期ならではの生き物を観察し、温かい飲み物を片手に景色を楽しむのもおすすめです。根本山自然観察センターでは今年も楽しい行事を企画しておりますので、ぜひご参加ください。(1月1日)
 

ムラサキシジミのひなたぼっこ

ムラサキシジミの写真です。

成虫で越冬するチョウのひとつ、ムラサキシジミ。オスもメスも、翅の表の鮮やかな青紫色が目立ちます。今から50年以上前は、栃木県でムラサキシジミが生息していたのは限られた山地だけで、場所によっては珍しいチョウだったそう。きれいなチョウなので、今でも会えたらうれしいです。(12月14日)
 

ノスリの狩り

ノスリの写真です。

ノスリは根本山では時々見かけるタカの仲間です。12月9日11時過ぎ、ノスリが木の上から首を長く伸ばして、地上を探っていました。ノスリはネズミを食べるらしい。ネズミを探している?
しばらく観察していると、フワァーと飛んできて手前の草むらに着地。ごそごそしているけどよく見えません。飛び立つ瞬間、くちばしや足にネズミの姿はありませんでした。ノスリは昆虫も食べるので、もしかして、狙っていたのはネズミではなく、ツチイナゴとかクビキリギリだったのかな。(12月12日)
 

ウメモドキはおいしくない?

赤い実をたくさんつけたウメモドキの写真です。

冬青空と黄葉に映える赤い実。今年もたくさんの実をつけたウメモドキです。鳥は赤い実が好きと言われますが、ウメモドキはなかなか食べてもらえません。ガマズミやニシキギの赤い実は、食べられて少なくなっているのに。
ウメモドキは年明けの2月になっても実が残っていて、その頃にはヒヨドリやジョウビタキ、ツグミが食べているのを見かけます。ウメモドキは、食べるものが少ないときの非常食みたいなものなのかな。(12月4日)
 

粉雪のように飛ぶ虫たち

白い綿のような虫が枝にとまっている写真です。

穏やかな夕方、雑木林の中を白い粉雪のようなワタムシがふわふわと漂っていました。手のひらを差し出してみても、軽やかによけてなかなか止まってくれません。白い綿毛のような蝋物質が風に乗る助けをしていることがわかります。ワタムシはアブラムシの仲間で、この時期に新しいすみかとなる植物を探して雑木林の中を旅しているようです。(12月3日)
 

ハラビロカマキリのメスと卵

ハラビロカマキリが上向きで枝についている写真です。

センターの入り口でハラビロカマキリの卵が観察されました。産卵場所に選ばれていたのはニシキギの枝で、そこに小さめの卵がひとつ形成されていました。近くにいたメスの腹部は大きく膨らんでいて、まだ卵を抱えているようでした。気温が下がり始めた時期で、動きはゆっくりとしていました。寒さに負けずにもう一度産卵を行う可能性も感じられました。(11月29日)
 

オオムラサキの幼虫、間違ってませんか?

越冬中のオオムラサキ幼虫の写真です。

オオムラサキの幼虫が冬越しを始めました。観察したのは昆虫の林です。
あれ?エノキの葉っぱじゃないと気がついた人は、鋭い。オオムラサキの幼虫は、エノキ以外の葉っぱでもエノキの根元にあれば、その葉っぱにくっついて冬越しします。幼虫が間違えたわけではないんです。
写真はコナラの落ち葉です。ほかにも大きなホオノキの落ち葉にいた幼虫も見られました。(11月28日)
 

えっ、マツヘリカメムシ?

マツヘリカメムシの写真です。

センター入口の傘立てで、越冬中のマツヘリカメムシを見つけました。マツヘリカメムシは北アメリカ原産の外来種で、根本山では初確認です。マツ類の新芽や実を吸汁し、アカマツへの影響が少し気になります。この日見つけた個体は、寒さのためか動きが鈍く、指でそっと触れてみても、カメムシ特有の強い匂いは感じられませんでした。(11月28日)
 

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 根本山自然観察センター
〒321-4311
真岡市根本56番地11
電話番号:0285-83-6280
ファックス番号:0285-83-4624

お問い合わせはこちら