年長のお子さんは麻しん(はしか)・風しんの予防接種を受けましょう

更新日:2024年12月05日

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麻しん風しんワクチン(MR)は定期接種対象の年齢(1歳と年長児)であれば無料で接種することができます。

麻しん風しんワクチンは、進学、就職の際や、海外渡航の際に接種履歴について確認されることがあります。定期接種として2回の接種が完了しておらず、定期接種対象外の年齢で接種すると自費となり、接種料金は11,000円前後となります。

年長児のお子さんは、2回目の麻しん風しんワクチン予防接種を必ず受けましょう。

就学時健康診断配布リーフレット 表
就学時健康診断配布リーフレット 裏

麻しん(はしか)とは

医療が発達した先進国であってもかかった人の約1,000人に1人が死亡するとても重症の病気です。

麻しんウイルスの感染経路
空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。
麻しんの症状
高熱、せき、鼻汁、眼球結膜の充血、目やに、発疹を主症状とします。
主な合併症としては、気管支炎、中耳炎、脳炎があります。 

※麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみで予防はできません。
麻しんの予防接種が最も有効な予防法といえます。また、麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンの接種をすることで、麻しんの発症を予防できる可能性があります。

 

風しんとは


風しんウイルスの感染経路
風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。
風しんの症状
発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹、眼球結膜の充血
主な合併症としては、脳炎や血小板減少性紫斑病があります。症状が現れない場合もありますので注意が必要です。

※妊婦が妊娠20週頃までに風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生する可能性が非常に高くなります。

予防接種の受け方

接種を受ける際には、予診票の禁忌事項に十分に注意した上で責任をもって記入しましょう。接種の前には医師が診察を行いますので、健康状態を詳しく医師に話してください。予防接種は体調が良いときに受けることが原則です。病気など何らかの事情で接種が規定どおり受けられなかったときには、かかりつけの医師に相談して早めに受けるようにしましょう。

※ワクチンの供給状況は日々変動しておりますので接種スケジュールは余裕を持ちましょう。

副反応と健康被害救済制度について

一般的に、ワクチン接種では、一時的な発熱や接種部位の腫れ・痛みなどの、比較的よく起こる副反応以外にも、副反応による健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が生じることがあります。副反応による健康被害は、極めてまれではあるもののなくすことができないことから、救済制度が設けられています。

詳細については、下記ページをご覧ください。

厚労省ホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康増進課 地域医療係
〒321-4395
真岡市荒町5191番地 本庁舎1階
電話番号:0285-81-6946
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