児童虐待相談
11月は「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」期間です
令和5年度「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」標語
『あなたしか 気づいてないかも そのサイン』
親などによる子どもの虐待が深刻な社会問題になっています。
「すべての児童は、心身ともに、健やかにうまれ、育てられ、その生活を保障される」と児童憲章にうたわれています。子どもが虐待を受けずに、健やかに成長できる社会を目指しましょう。
「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」期間中は市役所1階ロビーに普及啓発コーナーを開設し、児童虐待防止の普及啓発物品や子育て応援メッセージカードを展示しています。また、記入用のカードも設置していますので、児童虐待のない社会を目指し、子育て中の方や我が子への応援メッセージを書いてみませんか。
令和5年度「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」リーフレット〈児童相談所虐待対応ダイヤル 189〉(PDFファイル:3.6MB)
令和5年度「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」リーフレット〈親子のための相談LINE〉(PDFファイル:1.8MB)
児童虐待の種類
児童虐待とは、保護者(親、または親にかわる養育者)が、子どもの心身を傷つけ、健やかな成長・発達を損なう行為です。
虐待の種類は次の4つに分類されます。
身体的虐待
殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせるなど
性的虐待
子どもへの性的行為、性的行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にするなど
ネグレクト(育児放棄)
家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かないなど
心理的虐待
言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティック・バイオレンス)など
児童虐待の影響
児童虐待は心身の発育・発達に重大な影響を及ぼします。
体罰は取り返しのつかない事故を引き起こす
当り所が悪くて、失明させてしまった親がいます。
この家族はこの深刻な結果をこれから一生背負っていかなくてはなりません。
子どもも暴力をふるうようになる
思春期になって親に暴力をふるって仕返ししたり、大人になって自分の子どもに暴力をふるうことがあります。
体罰はエスカレートしていく
体罰で子どもの行動をコントロールしようとして、最初はゲンコツで頭を突いただけなのに、その効果が薄くなってくると、何が何でも親の思うとおりにさせなければとエスカレートして、いっそう激しい体罰を加える傾向があります。
子どもの発達が遅れる
体罰を使っている親の子どもは、ことばや社会性の発達、すなわち人と交わる能力の発達が遅れることがあります。
子どもが暴力を受け入れてしまう
体罰を日常的に受け入れていると、暴力を受けても仕方がないとあきらめてしまい、自己評価が低くなったり、助けを求めることができなくなってしまう場合があります。
体罰に代わるしつけの方法
体罰に代わる方法としていくつか有効なものを例示しましたので、ご活用ください。
子どもから離れる
子どもを叩きたくなるほど感情が高ぶった時は、子どもからすぐに離れましょう。一時的に距離をとることで、親の気持ちを静めて冷静になれる時間をとることが有効です。
主導権争いをしない
子どもが横柄な態度をとった時や反抗した時に、感情的に押さえ込もうと権力争いをせずに、そういう争いには興味がないと子どもに知らせましょう。
自分の気持ちを言葉で伝える
子どもの行動を責めるのではなく、その行動の結果「私は悲しい、残念だ」などと親の気持ちで始まる1メッセージを送りましょう。
肯定的メッセージを送る
「○○を投げるのはやめなさい」と否定的メッセージではなく、「○○をお母さんの手にちょうだい」と肯定的メッセージで伝えましょう。
ルールを決めておく
家庭内で破ってはならないルール(ただし、守れるルールを3つ程度)を子どもと一緒に決めましょう。
また、ルール違反があったらどうするかも決めておきましょう。
子どもの気持ちに共感する
子どもの気持ちに耳を傾け、子どもの行動の背後にある気持ちを、子ども自身が言葉で表現できるように手助けをしてあげましょう。
体罰等によらない子育てのために(厚生労働省ホームページ)
詳細は、リンク先をご覧ください。
体罰等によらない子育てのために~みんなで育児を支える社会に~(厚生労働省のサイト)
令和4年度児童虐待防止に関する普及啓発活動
1月の「児童虐待防止推進月間」に合わせ、児童虐待防止のシンボルであるオレンジリボンを市役所職員及び市内の保育所・幼稚園・小中学校・医療機関の職員並びに民生委員児童委員・スクールガードの方々にリボンを身に付けていただき普及啓発活動を行いました。
また、期間中に、市役所1階ロビー及び総合福祉保健センターに展示コーナーを開設し、児童虐待防止の普及啓発物品や子育て応援メッセージを展示しました。
「子供は家の宝、地域の宝、大変でも大人は周りの力をかりてでも頑張って!」「みんなで力を合わせて守ろうね!」「すべての子どもたちが心から笑顔で安心して過ごせる世の中になりますように」など、児童虐待のない社会を目指すための子育て応援メッセージをいただきました。
展示コーナーの様子
児童虐待防止普及啓発物品及び子育て応援メッセージカードの展示
児童虐待防止普及啓発物品の展示
児童虐待防止普及啓発グッズ
子育て応援メッセージ展示中
子育て応援メッセージ記入中
子育て応援メッセージ記載所
皆さまから寄せられた児童虐待防止子育て応援メッセージカード
子育て応援メッセージカード展示1(市役所1階ロビーでの展示)
子育て応援メッセージカード展示2(市役所1階ロビーでの展示)
子育て応援メッセージカード展示3(総合福祉保健センターでの展示)
児童虐待防止推進月間子育て応援メッセージ集 (PDFファイル: 449.5KB)
児童虐待通報・連絡先
「もしかして、虐待?」と思ったら、ためらわずにご連絡ください。
あなたの1本のお電話で救われる子どもがいます。
※連絡は匿名で行うことも可能です。
※連絡者や連絡内容に関する秘密は守られます。
真岡市 健康福祉部 こども家庭課
電話番号:0285‐82‐1113
月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時15分
栃木県中央児童相談所
電話番号:028‐665‐7830
24時間受付
児童相談所虐待対応ダイヤル
電話番号:189(いちはやく)
24時間受付(通話料無料)
お住まいの地域の児童相談所につながります。
※一部のIP電話からはつながりません。
緊急のときは、迷わず警察へ110番してください!
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 こども家庭課 家庭相談係
〒321-4395
真岡市荒町5191番地 本庁舎1階
電話番号:0285-82-1113
ファックス番号:0285-83-8619
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更新日:2023年11月02日