真岡市子どもの居場所づくり事業補助金について

子どもの貧困解消、支援が必要な子どもの早期発見、子どもの健全な成長や自立促進、併せて養育放棄等の虐待の連鎖の防止に資することを目的に、市内のひとり親家庭及び低所得子育て世帯等の子どもをはじめとする多様かつ複合的な困難を抱える子どもたちに対して、食事、学習、生活習慣の習得等の支援の提供を行う団体、かつ、子育てに悩みを持つ保護者への精神的・身体的負担を軽減するための支援の提供を行う団体に費用の一部を助成します。

補助金の交付を受けることができる者は、真岡市内において子どもの居場所づくりを目的とした取組を自主的に行う団体であり、次に掲げる要件をすべて満たすものとします。

1．規則、会則等を定めた団体
2．事業において明朗な会計及び経理を実施し、その報告をすることができる団体
3．法令等に違反する活動をしていない団体
4．公序良俗に反する活動をしていない団体
5．暴力団又は暴力団員と密な関係にない団体
6．営利活動、宗教活動、政治活動を目的としていない団体
7．補助対象事業を継続的、かつ、安定的に運営できる団体
8．補助対象事業を3年以上継続している団体
9．補助対象事業の活動内容や予定を周知・公表している団体

次の1～4のいずれかの事業を実施することが条件となります。5の事業を単独で実施する場合は補助対象とはなりません。

事業の開設時においては、常駐できる責任者を配置し、安全に配慮してください。また、責任者の他に活動の補助等ができるスタッフ1名以上の配置が必要となります。

1．子どもの居場所提供事業（子どもの居場所づくりを目的とした事業）
《補助金交付上限額》 2,200,000円/年額
《要件》ア～カすべて満たすこと
ア 家庭学習及び生活習慣の支援を行うこと。
イ 子どもや保護者に対する相談支援を行うこと。
ウ 事業の実施場所、対象児童の家庭等の送迎支援を行うこと。
エ おやつ等の軽食の提供を行うこと。
オ 開催頻度は、週2回以上実施し、かつ、1回あたりの開催時間を概ね6時間以上とすること。
カ 1回あたりの18歳未満の子どもが、平均して3人程度利用していること。

2．子ども食堂事業（子どもへの食事提供行う事業）
《補助金交付上限額》 360,000円/年額
《要件》ア～ウすべて満たすこと
ア 開催頻度は、月1回以上であること。
イ 1回あたりの18歳未満の子どもが、10名以上を対象とする規模で実施すること。
ウ 参加費は無料又は低廉であること。

3．体験・経験機会の提供事業（様々な体験・経験機会の提供を行う事業）
《補助金交付上限額》 120,000円/年額
《要件》ア～ウすべて満たすこと
ア 開催頻度は、年4回以上、文化や自然、季節行事などに触れる機会を設けること。
イ 1回あたりの18歳未満の子どもが、10名以上を対象とする規模 で実施すること。
ウ 参加費は無料又は低廉であること。

4．訪問事業（訪問による子育て相談・物資の提供を行う事業）
《補助金交付上限額》 390,000円/年額
《要件》訪問による子育て相談・物資の提供を実施
開設場所で利用者に対して物資の提供を行った場合も補助対象とする。
《提供物資》食料品、ミルク・オムツ等の育児用品、文房具や生理用品等の子どもに 対して必要な物資

5．こどもの居場所事業継続備品購入事業
《補助金交付上限額》 300,000円/年額
《要件》子どもの居場所等の事業を継続するための備品購入（単価が一万円以上の備品）
《備品購入例》椅子、洗濯機、冷蔵庫、テーブル、電子レンジ、炊飯器等

補助の対象となる経費は、報酬、報償費、消耗品費、燃料費、食糧費・原材料費、印刷製本費、通信運搬費、使用料及び賃借料、保険料、備品などの補助対象事業の運営に必要と認められる経費となります。
ただし、次に掲げる経費は、補助対象経費とはなりません。

1．団体構成員の親睦を目的とした飲食費、娯楽費
2．団体構成員への謝礼
3．補助対象者の経常的な活動に要する経費
4．建物改修費及び工事費
5．その他、社会通念上不適切な経費

真岡市子どもの居場所づくり事業補助金交付要綱を確認の上、事前にこども家庭課にご相談下さい。

以下の書類が必要になります。

1．真岡市子どもの居場所づくり事業補助金交付申請書（様式第1号）
2．事業計画書（様式第2号）
3．収支予算書（様式第3号）
4．規則、会則等
5．団体の構成員等名簿
6．活動実績及び活動内容が分かるパンフレット等の書類