給食ができるまで(第一学校給食センター)
真岡市立第一学校給食センターでは、1日に小学校(11校)、中学校(6校)、保育所(1ヶ所)、合計約6,000人分の給食を作っています。また、施設設備の都合上、小学校と中学校は別々の献立を調理しています。ここでは野菜の下処理や調理、配缶など給食が出来上がるまでの作業の様子を紹介します。

- 調理員さんは清潔な服装に着替え、手洗いをしっかりと行ってから調理を始めます。
- 毎日、いろいろな野菜を大量に使用します。これはキャベツを洗っている様子です。一枚いちまいはがして、流水で3回洗います。
- 皮をむき、きれいに洗った玉ねぎは、包丁で半分にカットし、その後スライサーという機械を使って薄切りにします。
- じゃがいもの芽は、包丁で丁寧に取り除きます。 この日のじゃがいもは、全部で約80キログラム使用しています。
- 芽を取り除いたじゃがいもは、この後包丁で一口大に切ります
- 包丁で半分に切ったにんじんをスライサーを使って、いちょう切りにします。
いちょう切りのにんじん
- カットした野菜はザルに入れ、「小」「中」「保」の表示があるボウルをのせておきます。 こうすることにより、どの献立で使用するものなのか一目で分かります。
- 和え物で使用する野菜を丸釜で茹でます。
- 茹でた野菜は、真空冷却機という機械を使って、冷却と脱水を行います。
- 和え物機に野菜を入れ、調味します。和え物専用のヘラを使いムラなく混ぜます。
- 焼く・蒸すという作業は、スチームコンベクションオーブンを使用します。
- 鮭の切り身を並べています。 一枚の天板に20切れのせることが出来ます。
- 鮭を並べた天板は、20段あるラックに積み入れます。下段は床に近いため空けています。
- ラックごとスチームコンベクションオーブンに入れ、焼きます。
- 焼きあがった鮭を配缶しています。数の確認は2人で行っています。
- 豆腐は包丁でさいの目に切ります。 とてもくずれやすい食品ですが、調理員さんは手際よく切っています。
- 小学校と中学校の汁ものは、自動煮炊釜で調理します。 約2,000食分が作れる機械です。 スパテラというヘラを使い、2人でかき混ぜています。
- 汁ものを配缶しています。 杓子1杯当たりの人数分を換算し、食缶へ配分します。その後、台車に乗せて、隣のコンテナ室へ運びます。
- 食器や食缶類をコンテナの中へ積み込みます。
- 積み込み忘れがないか最終チェックをし、コンテナを配送車へ載せます。
- おいしい給食を載せた配送車は、小・中学校、保育所へ向かいます。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 第一学校給食センター
〒321-4415
真岡市下籠谷4396番地
電話番号:0285-82-3564・0285-82-3845
ファックス番号:0285-84-5154
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更新日:2023年10月10日