食中毒予防について

更新日:2023年03月27日

ページID: 678

寒い季節にも食中毒が発生します!

手洗いを簡単にすませていませんか?

指先やつめや手のひらのしわには細菌がたくさんかくれているので、せっけんを使って特にきれいにあらいましょう。

ノロウイルスに注意してください!

2011年1月に、各地でノロウイルスによる胃腸炎が集団発症し、お年寄りの方が亡くなられたというニュースが流れました。

ノロウイルスとはどんなものなのかお知らせしますので、ご家庭でも衛生には十分に気をつけてください。

ノロウイルスとは

生カキを食べることによって冬季に多く発生していましたが、1年を通じて起きる食中毒として注目されているウイルスです。

原因となる食品は

  • カキ、シジミなどの二枚貝
  • 調理従事者を介して汚染された食品

予防するためには

  • 二枚貝を調理するときは、はね水に注意して十分加熱してください。
  • 調理後、十分に手洗いしてください。
  • 感染した人は調理しないでください。

ノロウィルスにかかった時の症状とは

  • 体内にウイルスが入ってから24時間から48時間の間に激しいおう吐や下痢、腹痛、ときには発熱、頭痛、筋肉痛をともないます。
  • 自覚症状がなくなっても便からウイルスの排泄が続くことがあります。
  • 下痢がひどいときは脱水状態になることがあります。

ノロウィルスにかかった時は適切な対応をしてください

  • 患者の便や、おう吐物には大量のウイルスが含まれています。処理したぞうきんやバケツなどを十分に消毒しなかったために、乾燥してウイルスが空中に漂い、集団感染を引き起こしたことがあります。
  • 処理するときはビニール手袋をしてください。
  • 消毒薬には次亜塩素酸ナトリウムが効果的です。
  • 水道蛇口やドアノブを介してウイルスが広がってしまうことがあるため、正しく消毒してください。

ノロウィルスの 特徴とは

  • 人の腸管内のみで増殖します。
  • 感染力が強く、10個から100個程の少量でも発症します。
  • 食品からだけでなく、おう吐物や 便を処理した時の手洗いが不十分だったり、その飛び散ったものによっても感染します。
  • ノロウイルスに一度感染したことのある患者でも、繰り返して感染または発症します。

食品を十分に加熱して食べることで防止することができます。

学校給食では、75度1分以上加熱して給食を作っています。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 第二学校給食センター
〒321-4506
真岡市大根田1549番地
電話番号:0285-74-0321
ファックス番号:0285-74-0050
お問い合わせはこちら