真岡市内でナラ枯れが発生しています
ナラ枯れとは、カシノナガキクイムシが主にナラ類及びカシ類の木に侵入する際、ナラ菌を樹木内に持ち込み、導管の水の流れが妨げられ、水の供給不足により急速に枯死する樹木の伝染病のことです。
近年栃木県内でも被害が増加しており、真岡市においてもナラ枯れの発生が確認されているため、情報収集と順次対応を実施しています。
ナラ枯れの特徴
ナラ枯れの大きな特徴として、木の表面に直径1~2ミリメートルほどの穿入孔と呼ばれる穴が多く見られます。その穴からフラスと呼ばれる木くずをたくさん出ています。また、夏に葉が赤褐色になります。
主にコナラやミズナラの高齢化した大木が被害を受けます。

根本にフラス(木くず)が溜まっているようす

直径1~2ミリメートルほどの穿入孔
ナラ枯れの対処について
カシノナガキクイムシは、10月~5月頃まで木の中で生活し越冬した新成虫は、6月~9月頃にナラ菌を持って飛び出し新たなナラ類の木に穿入します。
そのため、カシノナガキクイムシが飛散する翌年の春ごろまでに対処することを推奨しています。
なお、所有する土地にナラ枯れが発見された場合は、適正な管理及び被害の拡大防止にご協力をお願いいたします。
対処方法やナラ枯れの詳細につきましては下記リンクを参考にしてください。
カエンタケに注意してください
ナラ枯れが発生した森林ではカエンタケと呼ばれる猛毒性のキノコが多く発生することが報告されています。毒性が強く、触れるだけでも危険ですので見つけても触らないようご注意ください。
カエンタケにご注意ください (PDFファイル: 538.1KB)
情報提供のお願い
ナラ枯れの疑いのある木を発見した場合は真岡市役所農政課に通報をお願いします。
・真岡市役所農政課農政係 電話:0285-83-8137
この記事に関するお問い合わせ先
産業部 農政課 農政係
〒321-4395
真岡市荒町5191番地 本庁舎4階
電話番号:0285-83-8137
ファックス番号:0285-83-0199
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更新日:2024年02月21日