一人ひとりが元気な地域を目指して。 活動をサポートし、まちの魅力を見つめ直す
【まちつくインタビュー特別編・真岡市議会議員インタビュー】
市民から直接選挙で選ばれる市議会議員。市民の声を行政に届ける身近な存在ですが、一人ひとりが「どんな人なのか」を知るための情報が少ないと感じていました。そこで!まちをつくる一人の市民としての議員さんはどんな方なのか?まちつくインタビュー特別編としてインタビューさせていただきました!インタビューの趣旨に賛同し、ご協力いただいた議員のみなさまを、議席順に掲載していきます。
(聞き手:真岡市地域おこし協力隊 粟村千愛)

今回取材したのは、市職員として長年まちづくりに携わり、市議となった添野郁さん。これまでのご経歴や、議員として大切にしている考え方、目指すまちづくりについて伺いました。
添野 郁(そえの いくお)
真岡市生まれ。宇都宮大学卒業後、真岡市職員として38年間勤務。芳賀赤十字病院などで勤務したのち、2023年真岡市議会議員選挙に初出馬し当選。中村八幡宮太々神楽保存会会長代行。保護司。
合併をきっかけに、まちづくりに向き合う
ーはじめに、ご経歴を教えてください。
大学卒業後に真岡市役所に入り、38年間、定年退職まで勤めました。
大学では環境分析などを学んでいて、学んだことを活かせる職場を探していました。就職活動の時期、ちょうど市役所で環境問題に対応する職員の募集があり、生まれ育った真岡を中心に仕事をしたいという思いから市役所に決めました。環境課から始まり、工業団地への企業誘致や行政改革、門前地区の活性化、真岡市・二宮町合併協議会の立ち上げなどさまざまな仕事をしました。
ー特に印象深いお仕事は?
まず、最初に配属になった環境課の公害係としての仕事です。いろいろな企業の方々と仕事をする面白さを感じました。真岡の工業団地は当時、内陸型の工業団地としては第1・第2合わせると規模は日本一と言われており、全国から様々な人が集まっていました。工場の排水や煙、騒音などの立ち入り調査をする仕事だったので、向こうからすると煙たい存在だったかもしれません。でも、1年に何回も会うと担当の方の人となりもわかるようになり、いろいろな話をするように。専門知識を持った面白い人が多く、たくさんのことを学ばせていただきました。そこでの人とのつながりが大きな財産になりました。
それから、企画調整係長のとき、真岡市と旧二宮町との合併を担当したことですね。旧二宮町から合併の申し出があり、それにどう応えるか当時の市長さんたちと考えていきました。旧二宮町で生活されている方にとっては、町がなくなることに寂しさを感じる方も多かったと思います。しかし、合併することで、これまでよりもさらに良いまちづくりができると、納得していただけるよう説明を重ねていきました。おかげさまで理解を得ることができ、2つの自治体の良さを生かした合併ができました。全国に誇れる合併ができたと考えています。
合併自体の良し悪しを、いち行政職員がどうこう言うことはできません。市民が決めた市長が決断したことを、実現するのが職員の仕事。その成果は歴史が評価します。でも、自分自身が「合併後はこんなまちにしたい」と多くの方に説明したことで、それまでよりもまちづくりについて本気で考えるようになりました。

一人ひとりが元気な地域をつくる
ー議員になったきっかけは?
市職員を退職してから地域の活動にも深く関わるようになり、冗談半分にいろいろな方から出馬したらと言われるようになり…。サラリーマンをやっていた人間からすると、選挙に出るなんて考えたこともありませんでした。でも、地域の方から「地元に議員がいれば地域の声も届きやすくなるから」と背中を押されて、やってみようと出馬しました。地元の方々や先輩、知人、同級生などに応援していただいて、当選することができました。
ーどんなまちづくりを目指していますか?
まちづくりという言葉は意味が広くて、私は地域でのどんな活動もまちづくりだと考えています。スポーツや歴史や手芸など趣味の活動も、個人のお店での商業活動も、すべてがまちづくり。それを少しでも支援して、活動する一人ひとりが元気になってくれればと考えています。
この国をどうするか考えるのは、国や国会がやるまちづくり。それを実現していくためにも、市民一人ひとりが元気でなくてはいけません。現実的には、もっと気軽に声をかけ、笑顔でコミュニケーションがとれるような近所づきあいができるようにしたり、近しい人たちと活動を共にしたりする機会をつくり、停滞しがちな自治体活動を活発化させたいです。人と人とがつながり、心が通じ合えば、互いに支えあう力になります。寺内駅前地区で地域イベント「とことこテラウチ」が立ち上がったように、いろいろな活動が生まれる地域がつくれればと思います。市長から任命される区長の仕事は地域と行政のパイプ役。それとはまた別に、地域の人がやりたいことができる仕組みや支援を充実させていきたいです。
また、真岡はゴルフ場やテニスコート、野球場、サッカー場などのスポーツ施設、日帰り温泉など様々な施設が揃っています。また国語辞典で「もおか」とひくと「真岡木綿」と記載されるほど有名な「真岡木綿」や通年運行するSLなど、全国に誇れるものも多くあります。日本一のいちご、年間を通して多くの人が関わる夏祭りも、強い魅力を持っています。良いところがたくさんあると思っているので、そういった真岡市の魅力を市民に発信していきたいです。そして、ふるさと真岡をもっと好きになり誇りに思えるようになってもらえるよう努めていきたいと思っています。
真岡市議会議員インタビュー・添野郁さん (PDFファイル: 831.9KB)
取材、文章、写真:粟村千愛(真岡市地域おこし協力隊)
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総合政策部 プロジェクト推進課 まちづくり推進係
〒321-4395
真岡市荒町5191番地 本庁舎3階
電話番号:0285-81-6949
ファックス番号:0285-83-5896
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更新日:2026年03月31日