人がつながる、スポーツの力。 住みやすく、盛り上がるまち真岡を目指して
【まちつくインタビュー特別編・真岡市議会議員インタビュー】
市民から直接選挙で選ばれる市議会議員。市民の声を行政に届ける身近な存在ですが、一人ひとりが「どんな人なのか」を知るための情報が少ないと感じていました。そこで!まちをつくる一人の市民としての議員さんはどんな方なのか?まちつくインタビュー特別編としてインタビューさせていただきました!インタビューの趣旨に賛同し、ご協力いただいた議員のみなさまを、議席順に掲載していきます。
(聞き手:真岡市地域おこし協力隊 粟村千愛)

今回取材したのは、バッティングセンターを運営し、学童野球クラブの監督も務める鶴見和弘さん。これまでのご経歴や、議員として大切にしている考え方、目指すまちづくりについて伺いました。
鶴見 和弘(つるみ かずひろ)
真岡市生まれ。玉川大学機械工学科を卒業後、自動制御機器の製造などを行う日本ランコ株式会社の宇都宮事業所で勤務。42歳のとき退職し、バッティングセンター「サンバッティングスタジアム」を開業。2015年、真岡市議会議員選挙に初出馬し当選。
野球少年、夢を実現
ーはじめに、ご経歴を教えてください。
真岡市長田の生まれです。家は曽祖父の代から続く酒屋でしたが、企業就職を目指して玉川大学の機械工学科へ進学。大学の先輩が勤めていたご縁で、自動制御機器などを製造する日本ランコ株式会社に入社しました。宇都宮にある製作所で、最初の5年間は機器の設計を担当していました。例えばエアコンの室外機の、温風と冷風の切り替え弁ですね。7割ほどの国内シェアのある製品でした。
その後、コイルの製造工場の現場管理者を12年くらい勤めたころ、会社が規模縮小にともない希望退職者を募ったので、そこで手をあげ退職しました。42歳のときです。
ー42歳!そこからはどうされたのですか?
実は、将来やりたいことが二つあったのです。一つ目が、バッティングセンターの経営。二つ目が学童野球の監督でした。小中高と野球部で、野球が好きだったのです。一旦は社会に出ましたが、大学生の頃から思い描いていた夢を、両方叶えることができました。
ー大きなキャリアチェンジですね!
はじめ、家族には反対されました。会社員は安定していますからね。でも突っ走りたいタイプなので…(笑)。退職金を資金に充て、ローンを組んで、長田にサンバッティングスタジアムというバッティングセンターをつくりました。私自身、会社帰りによくバッティングセンターに寄ってスカッとしていたので、趣味の延長みたいなところもあります。子どもたちがたくさん練習しに来てくれて、今年で18年目を迎えることができました。
学童野球の方は、友人が監督をしている地域のチームを手伝っていたところ、あとを引き継ぐことに。真岡市学童軟式野球チーム、中村クラブの監督をさせていただくようになりました。

目指せ、スポーツのまち
ー議員になられたきっかけは?
地域で長年活動していた議員の方が勇退することになり、声をかけられたのがきっかけです。それまで政治家になろうなんて思ったことがありませんでしたし、興味もありませんでした。ただ、その2年前に友人が市議会議員補欠選挙に出馬し、友人代表として演説するなど選挙活動を手伝っていたのです。それで面白いなと感じて、やろうと思いました。これも家族には反対されましたが、やっぱり突っ走りたいタイプなので…(笑)いろいろな経験をするのもいいかなと思い、立候補しました。
ー議員として印象に残っている活動は?
やってよかったと思っているのは、長田小の通学路に歩道を設置したことです。本当に危ない場所だと感じていて…最初の一般質問で取り上げたものが完成して、よかったなと思っています。
それから、いろいろな議員の方と訴えてきた公共交通の拡充ですね。いちごバスやもおかベリー号などが実現したのはよかったです。ただ、足が悪い、家が遠いなど集合場所に行くのが難しい方もいるので、ドアの前まで来てもらえるような交通がさらに必要だとも感じています。
議員一人の意見はなかなか通らないので、大きいことを実現したければ会派みんなで意見を揃え、要望を出していかなければいけません。それでも、道の補修やトイレの改修などを取り上げて実現した時に、地域の方が「やってもらって助かったよ」と言ってくれたり、家まで来てくれたりするのが嬉しいですね。そういうところに、やっぱりやりがいを感じます。
ー今後、どんなまちづくりを目指していますか?
スポーツのまちにしていきたいですね。スポーツの良さは、人とのつながり。選手同士も、選手とファンも、ファン同士も、みんながつながって盛り上がれるところだと感じています。ちょうどWBC(ワールドベースボールクラシック)も開催されており(2026年3月)、すごく盛り上がっていますよね。スポーツを中心にした盛り上がりが、真岡でもつくれると良いと思っています。
例えば野球でいうと、2025年には真岡市民球場ができました。独立リーグの試合や高校野球の予選などを開催できるので、そこから盛り上がりを作っていければと考えています。また、社会人野球ではコットンウェイ硬式野球倶楽部が頑張っていますし、学童野球では真岡クラブが全国優勝しています。こうした実績を讃えて優勝パレードを開催するなどして、まち全体で盛り上げていければと思います。真岡市の人口規模では難しいかもしれないですが、市民球団ができたらいいですよね。
まちづくりとしてはもう一つ、私は公約に「住みやすいまちNO.1」を掲げています。子育て世代、若者世代への支援はもちろん大切ですが、一方で年金暮らしで生活が厳しい高齢者の方も多いのが現場です。これから高齢者はさらに増えていきますし、誰もが年をとっていくので、市独自の施策や助成などを考えていきたいです。
真岡市議会議員インタビュー・鶴見和弘さん (PDFファイル: 987.3KB)
取材、文章、写真:粟村千愛(真岡市地域おこし協力隊)
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総合政策部 プロジェクト推進課 まちづくり推進係
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更新日:2026年03月31日