まち全体がより良くなる工夫を。 頑張る人を支えられる地域をつくる
【まちつくインタビュー特別編・真岡市議会議員インタビュー】
市民から直接選挙で選ばれる市議会議員。市民の声を行政に届ける身近な存在ですが、一人ひとりが「どんな人なのか」を知るための情報が少ないと感じていました。そこで!まちをつくる一人の市民としての議員さんはどんな方なのか?まちつくインタビュー特別編としてインタビューさせていただきました!インタビューの趣旨に賛同し、ご協力いただいた議員のみなさまを、議席順に掲載していきます。
(聞き手:真岡市地域おこし協力隊 粟村千愛)

今回取材したのは、株式会社柳田運輸代表取締役会長の柳田尚宏さん。これまでのご経歴や、議員として大切にしている考え方、目指すまちづくりについて伺いました。
柳田 尚宏(やなぎた たかひろ)
真岡市生まれ。玉川大学機械工学科を卒業後、専門学校を卒業後、父が営む株式会社柳田設備工業に就業。運輸部門を別会社化し、株式会社柳田運輸を設立。のちに両社代表となる。2013年の真岡市議会議員補欠選挙に初出馬し当選。2025-26年度真岡ロータリークラブ会長。中村八幡宮神輿愛好会顧問。
設備、運輸業を継承
ーはじめに、ご経歴を教えてください。
真岡市で生まれ育ちました。父が設備工業の仕事をしており、子どもの頃からよく現場に連れて行かれていました。中学生のころは、部活から帰ると現場に行って、土日も仕事を手伝っていました。遊べないし正月休みもない、最初はやらされている感覚でしたが、だんだんとやってみたい、自分がやっていくんだと前向きな気持ちになっていきました。あとを継いでほしいと言われたことはありませんでしたが、ほぼ100%継ぐんだと思っていましたね。
設計図面の書き方などを学べる東京の専門学校に通い、21歳のとき実家に戻って父の事業を手伝うようになりました。1986年に法人化。県外の会社に常駐し、機械の据付やメンテナンスを担当することもありました。一日中体を動かしていなければならないのできつい仕事ではありますが、その分充実感や達成感があり、楽しかったです。
88年になると運輸機能を別事業として法人化し、柳田運輸ができました。1997年に先代が亡くなり、両方の会社を維持するのが難しくなりました。そこで設備工業を縮小し、運輸会社に力を入れるようになり、現在に至ります。
ー市議会議員になったきっかけは?
45歳になった頃から、もし機会があればと考えていました。親も国政選挙、地方選挙に関わっていたので、議員は比較的身近な存在でした。2013年に市議会議員補欠選挙があったとき、私はちょうど48歳。4回目の年男になった年で、自分の中でも節目かなと思いました。真岡をより良いまちにするために自分にできることをやってみようと考え、出馬しました。
まちが変わっていくように、議員も時代に合わせて変わっていかなければならないと思います。どれだけ変われているかと言われるとわかりませんが、まずは自分から行動できるよう努力しています。

市街地でも村部でも、子どもでもお年寄りでも住み良いまちへ
ーまちづくりには元々興味をお持ちでしたか?
県のトラック協会などに所属していたので、ゴミ拾いや草刈りなどは身近な活動でした。まちづくりは多くの協力者がいて成立するものですが、ゴミ拾いなどは始めやすくて関わりやすい活動だなと感じています。
議員になってからロータリークラブにも所属しており、今年で13年目。今は会長を務めています。10月には真岡市老人クラブ、真岡市身体障害者福祉会との共催で、毎年恒例の真岡市老人身障合同スポーツ大会を開催。学校給食を作るような大鍋で、800人分の豚汁を提供しました。1月には小学4?6年生を対象にしたサッカー大会、2~3月にはバレーボール大会も開催予定(インタビュー当時)。小学生の育成にも携わっています。
ー今後、どんなまちづくりを目指していますか?
真岡は中心市街地があってこそ成立しますが、それ以外の場所に住み一生懸命働いてきた人たちがいて人口7万6千人の都市になっているのも事実。中心市街地だけでなく、村部にもサービスが行き届くようにしていければと考えています。例えば道路環境です。村部にいくほど獣道が多く、通学路なのに危険な箇所があったり、いざというとき救急車が入れなくて困ったりする道があります。生活環境を守れるよう、整備を充実させていきたいと考えています。
また、市内に周遊バスは通っているものの、停留所までが遠かったり、買い物できる場所が偏っていたりと、車がないと不自由なのが現状です。今後高齢化が進むことを考えると、早めの対策が必要です。
村部には広大な農地がありますが、市街化調整区域になっていて新しい家を建てることができず、移住者などが就農しにくい課題もあります。法律によって定められているので難しい部分もありますが、戸数を決めて新築を許可するなど、規制が緩和されていくとより良いと思っています。
さまざまなサポートを市全体に行き渡らせることは、大きな課題です。難しいことではありますが、知らん顔をしていたら前に進まない。区長さんや市の幹部の方に一声かけることで、課題の解決が少し早まるかもしれません。自分なりに働きかける努力をしなければならないと考えています。子どもたちや後期高齢者など、車に乗って一人で自由に行動するのが難しい人でも住みやすいまちにしていきたいですね。
真岡市議会議員インタビュー・柳田尚宏さん (PDFファイル: 854.3KB)
取材、文章、写真:粟村千愛(真岡市地域おこし協力隊)
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総合政策部 プロジェクト推進課 まちづくり推進係
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更新日:2026年03月31日