戸籍謄本等の第三者請求について

更新日:2023年03月27日

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戸籍謄本等を請求できる方について

戸籍謄本等の本人等請求

請求者から見て、請求者本人、配偶者、直系尊属、直系卑属の方が記載されている戸籍謄本等は委任状を添付することなく請求することができます。これを戸籍謄本等の本人等請求といいます。

戸籍謄本等の第三者請求

以下の1から3の場合は、請求者から見て、請求者本人、配偶者、直系尊属、直系卑属の方が記載されていない戸籍謄本等であっても委任状を添付することなく請求することができます。これを戸籍謄本等の第三者請求といいます。

  1. 自己の権利を行使するため、自己の義務を履行するために戸籍の記載事項を確認する必要がある場合
  2. 国・地方公共団体の機関へ戸籍謄本等を提出する必要がある場合
  3. 戸籍に記載された事項を利用する正当な理由がある場合

自己の権利を行使、義務を履行するための戸籍謄本等請求の際の注意点

請求書に以下の1.2.の内容を記載し請求する必要があります。また、これらの権利、義務が発生していることが分かる書面の提示を求めることがありますので、予めご準備ください。

  1. 権利または義務の発生原因および内容
  2. 当該権利を行使する、または当該義務を履行するために戸籍の記載事項の確認を必要とする理由

国・地方公共団体の機関へ戸籍謄本等を提出する必要があるために戸籍謄本等を請求する際の注意点

請求書に以下の1.2.の内容を記載し請求する必要があります。また、国や地方公共団体の機関へ戸籍謄本等を提出する必要がある手続きの最中にあることが分かる書面の提示を求めることがありますので、予めご準備ください。

  1. 戸籍謄本等を提出すべき国又は地方公共団体の機関
  2. 当該機関への提出を必要とする理由

戸籍に記載された事項を利用する正当な理由があるために戸籍謄本等を請求する際の注意点

請求書に以下の1から3の内容を記載し請求する必要があります。また、正当な理由があることが分かる書面の提示を求めることがありますので、予めご準備ください。

  1. 戸籍の記載事項を利用する具体的な目的
  2. 戸籍の記載事項を利用する具体的な方法
  3. 戸籍の記載事項を利用する必要があることの具体的な事由

戸籍謄本等の第三者請求の具体例

自己の権利の行使、義務の履行のための戸籍請求の具体例

  • 遺族厚生年金の請求のため、母と事実婚関係にあった父の戸籍謄本請求
  • 遺産相続にあたり、法務局から法定相続情報一覧図を入手するため、絶縁状態の姉の戸籍謄本請求
  • 亡くなった兄弟姉妹の相続人となった方が、兄弟姉妹の戸籍謄本を請求
  • 債権者が貸金債権を行使するにあたり、死亡した債務者の相続人を特定するための戸籍請求
  • 生命保険会社が保険金を支払うにあたり、受取人とされている法定相続人を特定するための戸籍請求

国・地方公共団体の機関へ戸籍謄本等を提出する必要があることによる戸籍請求の具体例

  • 死亡した兄弟姉妹の財産を相続によって取得し、その相続税の確定申告書の添付書類として、死亡した当該兄弟姉妹が記載されている戸籍謄本を税務署に提出するための戸籍請求
  • 死亡した兄弟姉妹の遺産について、遺産分割調定の申し立てを家庭裁判所にする際に、死亡した当該兄弟姉妹が記載されている戸籍謄本を家庭裁判所に提出するための戸籍請求
  • 債権者が貸金請求訴訟を提起する目的で、被告となる死亡した債務者の相続人を特定するために、当該債務者が記載されている戸籍謄本を裁判所に提出するための戸籍請求

戸籍に記載された事項を利用する正当な理由があることによる戸籍請求の具体例

  • 成年後見人であった者が、死亡した成年被後見人の遺品を相続人である遺族に渡すため、成年被後見人の戸籍謄本を請求
  • 兄弟姉妹に財産を相続させる旨の公正証書遺言を作成するため、当該兄弟姉妹の戸籍謄本を公証役場に提出する必要があるための戸籍請求

この記事に関するお問い合わせ先

市民生活部 市民課 戸籍係
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