焼き板(やきいた)

杉の木の板の表面を火で焼き、ゴシゴシとみがくことで、木目がきれいなプレートをつくることができます。できたプレートには、絵や文字を入れ、オリジナルの作品に仕上げることができます。自然教育センターの思い出をこの板に焼き付けてみてはいかがでしょうか。
このページでしっかり事前学習をして、実際に自然教育センターで作ってみましょう!
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板を焼く?おもしろそうだぴょん!
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炭でまっくろになるかもしれないね!
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準備する物と活動場所
みんなが準備(じゅんび)するもの
焼いた後、タワシで板をみがくとき、まっくろい炭がたくさん出ます。
どんな服装がふさわしいか、よく考えてみましょう。
- 軍手
- マスク
- 長そで長ズボン
※火を使います。ヤケド防止です。みがくときは脱いでも大丈夫です。
センターにある道具
みんなで協力して準備しよう。
<作業室にあるもの>
- キリ
- ヨートー(吊り金具)
- チェーン
- 焼き板用ぞうきん
- ポスカ
<作業室前倉庫にあるもの>
- 専用ドラム缶
- 木炭
- 杉の木の板(ひとり1枚)
- 火ばさみ
- 焼き板用タワシ
活動場所
<焼く場所>
- 野外炊事場
- (雨天時)作業用テント
- (雨天時)駐輪場
<かく場所>
- 作業用テント
他の活動や、人数の関係で、場所を決めていきますので、当日の連絡をよく聞きましょう。
作り方
1.板を焼く

板を火の中に入れます。
- 必ず軍手をしましょう。
- 火ばさみで板をはさんで、入れましょう。
- 投げ入れるととても危険です。そっと置くように入れてください。
板の表面がまんべんなく焼けるように、ときどきひっくり返しましょう。
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どのくらい焼けばいいんだぴょん?
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板がまっくろになるくらい焼いてね!
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2.板をみがく

板が焼きあがったら、火ばさみで取り出します。
とても熱いので気をつけてください。けむりが出なくなっても、熱いです。
※ときどき、「パチッ!」といって爆ぜることがあるので注意しましょう。
地面において、冷まします。
冷めたら、タワシでごしごしとみがいていきます。
黒い炭の粉がでなくなるまで、しっかりみがきます。

次に、ぞうきんで仕上げみがきをします。
黒い炭の粉が少しでも残っていると、絵や文字をかくとき、ペンがよごれてしまいます。
ここでもしっかりみがきましょう。
3.絵や文字をかく

みがきあがった焼き板に、自分の好きなように絵や文字をかきましょう。
例えば、自分の部屋のプレートや、自然教室の思い出などがおすすめです。
また、木目や節の模様を生かして、絵をかくのもおもしろいですよ。
ペン先をつぶさないようにていねいにかきましょう。
4.チェーンをつける

最後にチェーンをつけます。
ヨートー(吊り金具)をつけるため、あなをあけます。
板の横とキリの黒線を合わせます。

ちょうど板の中心に合わせて、キリの先をさしましょう。

5ミリメートルくらいの深さの穴をあけます。
※あまり深いとヨートーが抜けてしまいます。

ヨートーは左右に取り付けます。
画像のように外向きになるようにしましょう。
5.完成

ヨートーにチェーンをつけて完成です。
ヨートー、チェーンの色は、金と銀から選べますので、どんな組み合わせが好きですか?
後片付け(あとかたづけ)
次に使う人のことを考えて、後片付けをしましょう。
<道具>
- 元あった場所にもどします。
- 使わないときはもどしておくとよいですね。
<よごれ>
- 室内によごれを持ちこまないようにしましょう。
おまけ
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板を焼くことで、くさらずに長持ちするんだって!
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どうしてなんだぴょん?
センターの人に聞いてみようかなぴょん! |
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この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 自然教育センター
〒321-4365
真岡市柳林1140番地2
電話番号:0285-83-1277
ファックス番号:0285-83-1278
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更新日:2024年05月09日