竹スピーカー


竹の特徴を生かした創作活動です。竹の中で音を反響させ、音を大きく響かせることができます。いろいろアレンジもできますので、世界でひとつだけの作品を作ってみてはいかがでしょう。
このページでしっかり事前学習をして、実際に作ってみましょう。
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どうやって作るんだぴょん?
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このページをしっかり読めば作ってみたくなるよ!
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活動のねらい
- 身近にある竹の素材や特徴を生かし、道具の正しい使い方を理解しながら、自分の思い描いたスピーカー作りを楽しむことができる。
- 自然素材を加工する工程を経験し、道具を使うことで発展してきた先人の知恵を実感し、これからの生活に生かすことができる。
準備する物と活動場所
みんなが準備(じゅんび)するもの
<準備物>
- 軍手
- 長ズボン(気温が高い場合はハーフパンツ可)
センターにある道具
<道具>
- 台になる木
- 竹のこぎり
- ナタ
- 木づち
- ドリル
- やすり
- 貫通マイナスドライバー
<材料>
- 竹(孟宗竹)
活動場所
- 野外調理場付近の広場
- 作業用テント内(雨天時など)

竹でスピーカーをつくってみよう
1.竹を切る
まず、竹スピーカーの材料となる竹を切ります。
自然教育センターの敷地内の竹林から、イメージに合う太さの竹を切ります。竹を倒す方向を考えて切り込みを入れましょう。
その後、必要のない枝を切り落とします。
2.竹スピーカーづくり

先程、切った竹を個別に切ります。形状によって切る場所が変わります。
竹の節をどう生かすかがポイントになります。

竹の側面にナタを入れます。
二人で作業を行うときは、ナタの刃先に指や手を置かないようにしましょう。
ところで、どうしてこのようにナタを入れるのでしょうか。

ナタで作った面が「底面」となり、平らな場所に置いたとき、グラグラしなくなるためです。
画像のように、下まで入れましょう。

次に、音の出口を作ります。
先程作った底面が下になるようにし、のこぎりで切ります。
画像は斜めに切っています。
オリジナリティの見せ所です。

音の入り口のために、溝を入れます。
約1センチの幅になるように、平行な切込みを入れます。

ナタを画像のように当て、木づちで叩くと、パコンっと溝ができます。
最後に、切り口やナタを入れた面にヤスリをかけて、仕上げをします。
作品ギャラリー

この形も作ることができます。

こちらがスタンダードな形です。
ドリルなどで穴をあけてもおもしろいです。
後片付け
次の活動のために、きちんと後片付けをしましょう。
- 道具は元の場所やケース内に戻します。
- のこぎりやヤスリに残った、削りカスはブラシでこすっておきましょう。
- 使わなかった竹や欠片は、そのままにしないで指定された場所に戻します。
ふりかえり
活動の後はしっかりふり返りをします。
- 安全な道具の使い方について、どんな学びがありましたか。また、これからの生活で、どんな場面で生かせそうですか。具体的に考えてみましょう。
- 自然素材を加工することで、どんな発見がありましたか。
この記事に関するお問い合わせ先
教育委員会 自然教育センター
〒321-4365
真岡市柳林1140番地2
電話番号:0285-83-1277
ファックス番号:0285-83-1278
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更新日:2025年06月23日