竹スピーカー

更新日:2025年06月23日

ページID: 25042
竹スピーカーアイキャッチ
竹SP

竹の特徴を生かした創作活動です。竹の中で音を反響させ、音を大きく響かせることができます。いろいろアレンジもできますので、世界でひとつだけの作品を作ってみてはいかがでしょう。
このページでしっかり事前学習をして、実際に作ってみましょう。

台詞
もおかぴょんの顔
どうやって作るんだぴょん?
台詞
このページをしっかり読めば作ってみたくなるよ!
コットベリーの顔

活動のねらい

  • 身近にある竹の素材や特徴を生かし、道具の正しい使い方を理解しながら、自分の思い描いたスピーカー作りを楽しむことができる。
  • 自然素材を加工する工程を経験し、道具を使うことで発展してきた先人の知恵を実感し、これからの生活に生かすことができる。

準備する物と活動場所

みんなが準備(じゅんび)するもの

<準備物>

  • 軍手
  • 長ズボン(気温が高い場合はハーフパンツ可)

センターにある道具

<道具>

  • 台になる木
  • 竹のこぎり
  • ナタ
  • 木づち
  • ドリル
  • やすり
  • 貫通マイナスドライバー

<材料>

  • 竹(孟宗竹)

活動場所

  • 野外調理場付近の広場
  • 作業用テント内(雨天時など)
活動場所

竹でスピーカーをつくってみよう

1.竹を切る

竹を切る

まず、竹スピーカーの材料となる竹を切ります。
自然教育センターの敷地内の竹林から、イメージに合う太さの竹を切ります。竹を倒す方向を考えて切り込みを入れましょう。

その後、必要のない枝を切り落とします。

2.竹スピーカーづくり

竹を切る

先程、切った竹を個別に切ります。形状によって切る場所が変わります。

竹の節をどう生かすかがポイントになります。

ナタを入れる

竹の側面にナタを入れます。

二人で作業を行うときは、ナタの刃先に指や手を置かないようにしましょう。

ところで、どうしてこのようにナタを入れるのでしょうか。

ナタを入れる

ナタで作った面が「底面」となり、平らな場所に置いたとき、グラグラしなくなるためです。

画像のように、下まで入れましょう。

斜めに入れる

次に、音の出口を作ります。

先程作った底面が下になるようにし、のこぎりで切ります。

画像は斜めに切っています。

オリジナリティの見せ所です。

音の入り口

音の入り口のために、溝を入れます。

約1センチの幅になるように、平行な切込みを入れます。

音の入り口

ナタを画像のように当て、木づちで叩くと、パコンっと溝ができます。

最後に、切り口やナタを入れた面にヤスリをかけて、仕上げをします。

作品ギャラリー

手本

この形も作ることができます。

手本

 

こちらがスタンダードな形です。

ドリルなどで穴をあけてもおもしろいです。

後片付け

次の活動のために、きちんと後片付けをしましょう。

  • 道具は元の場所やケース内に戻します。
  • のこぎりやヤスリに残った、削りカスはブラシでこすっておきましょう。
  • 使わなかった竹や欠片は、そのままにしないで指定された場所に戻します。

ふりかえり

活動の後はしっかりふり返りをします。

  • 安全な道具の使い方について、どんな学びがありましたか。また、これからの生活で、どんな場面で生かせそうですか。具体的に考えてみましょう。
  • 自然素材を加工することで、どんな発見がありましたか。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 自然教育センター
〒321-4365
真岡市柳林1140番地2
電話番号:0285-83-1277
ファックス番号:0285-83-1278
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