勾玉

更新日:2025年09月16日

ページID: 25473
勾玉のトップ画像

自然教育センターでは、創作活動のひとつに「勾玉」を作ることができます。古代の日本人の装飾具のひとつで、魔よけ・厄除け・権力の象徴など、様々な目的があるそうです。勾玉作りを通して、古代の人々の生活を想像してみませんか?

このページでしっかり事前学習をして、実際に作ってみましょう。

台詞
もおかぴょんの顔
昔の人はすごいなぴょん!
台詞
このページをしっかり読めば作ってみたくなるよ!
コットベリーの顔

活動のねらい

  • 古代の人々の生活の様子を想像しながら、勾玉作りの体験をすることで、我が国の歴史に愛着をもつことができる。
  • 道具を安全に使うことで、古代の人々の技術の高さを実感することができる。

準備する物と活動場所

みんなが準備(じゅんび)するもの

<準備物>

  • 軍手
  • 長ズボン(季節によってはハーフパンツも可)
  • 水筒
  • マスク(必要な人)

センターにある道具

<道具>

  • ろう石
  • 鉛筆
  • きり
  • 棒ヤスリ
  • 平ヤスリ
  • 紙ヤスリ
  • ひも
  • 雑巾
  • 新聞紙
  • トレイ
  • 油性ペン
  • 新聞紙

活動場所

活動場所

  • 作業用テント
施設マップ

勾玉を作ろう

1.形を描く

作り方

ろう石に、勾玉の形を「鉛筆」で下書きをします。

ろう石いっぱいになるくらい大きく描きましょう!

小さく描くと削る部分が多くなります。

きりで穴をあける

先に、ひもを通す穴を「きり」で開けます。

下に雑巾を敷くと動かずに安定します。

2.削る・磨く

削る

まずは、余計な部分を「平ヤスリ」で削り落としていきます。

たくさん粉が出るので、周りにまき散らさないように気を付けましょう。

へこんでいる部分は「棒ヤスリ」で削っていきます。

角を落とす

まだまだ角ばっているので、丸く磨いていきます。

対称にするために、側面の中心に「鉛筆」で線を描きます。その線を消さないように、角を落としていきます。

「平ヤスリ」で、だいたいの形を整え、「紙ヤスリ」で磨きます。

へこみを削る

へこんでいる部分は「棒ヤスリ」を使って、整えていきましょう。

生徒の様子

3.色を付ける

カラバリ

「油性ペン」で色を着けてみてもよいですね。もちろん、素材そのものの色を楽しむのもよいと思います。

4.ひもを通して完成

勾玉完成

最初に開けた穴にひもを通して完成です。

世界でひとつだけの素敵な勾玉ができましたね。

後片付け

次の活動のために、きちんと後片付けをしましょう。

  • たくさんの粉は、集めて地面に落とします。そっと落とさないと、粉が舞って大変ですので、思いやりの行動をお願いします。
  • 平ヤスリと棒ヤスリは、ブラシで汚れを落としてから種類別に戻してください。
  • 紙ヤスリはそのまま処分します。
  • きりはキャップをして元に戻しましょう。
  • トレイも粉を落として戻してください。
  • 最後に使ったテーブルや椅子の粉を、水洗いします。ジョーロで水をかけ、ワイパーで水と汚れを落としましょう。

衣服にも白い粉がたくさん付いています。そのままセンターの建物内に入れないので、屋外でしっかりと落としてください!

ふりかえり

活動の後はしっかりふり返りをします。

  • どんな学びがありましたか。また、これからの生活で、どんな場面で生かせそうですか。具体的に考えてみましょう。
  • 素材を加工することで、どんな発見がありましたか。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 自然教育センター
〒321-4365
真岡市柳林1140番地2
電話番号:0285-83-1277
ファックス番号:0285-83-1278
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