野外炊さん

更新日:2024年04月15日

ページID: 21685
野外炊さんの様子です

火をおこして、外で調理する「野外炊さん」の紹介ページです。どうして外で食べる料理はおいしいのでしょうか。その秘密は、「協力」にあるのかもしれません。
このページでしっかり事前学習をして、実際に自然教育センターで作ってみましょう!

台詞
もおかぴょんの顔
野外炊さんはどういう流れで活動するんだぴょん?
台詞
安全に活動するため、 このページをよく確認しよう!
コットベリーの顔

準備する物と活動場所

みんなが準備(じゅんび)するもの

  • 調理ができる服装ふくそう
  • 軍手
  • 長ズボン
    ※熱中症対策で、かまどの近く以外はハーフパンツ可
  • 調理の材料
    入所時などに、最寄りのスーパーマーケットで買い出しすることもできます。
    購入した食材を、栄養指導室の冷蔵庫で保管することもできます。

センターにある道具

野外調理に使う道具は何かをよく考えて、必要な数だけを持っていきましょう。

<栄養指導室にあるもの>

●まぜる 入れる
  • ボウル(特大45cm・大35cm・中30cm・小22cm)
  • ステンレスざる(中35cm・小30cm)
  • 泡立て器
  • さいばし
●切る むく あける
  • 包丁と包丁用ふきん(青色)・・・グループで2本程度
  • まな板
  • ピーラー・・・皮をむく時に使う
  • オープナー(かん切り・せん抜き)
●よそう もりつける
  • しゃもじ
  • お玉
  • トング
  • さいばし
●いためる 焼く
  • 竹ターナー・・・炒めるときに使う
  • フライ返し(フライパン用)
  • 大きいフライ返し(鉄板用)
●はかる
  • 計量カップ(200mL)
  • 計量スプーン
  • 電子はかり
  • はかり
●食器(使い捨て)
  • 平皿(大・中・小)
  • カレー皿
  • どんぶり(大・小)
  • 木製スプーン
  • 木製フォーク
  • 割りばし
  • 紙コップ
●運ぶ
  • 食器かご・・・物品を運ぶときに使う

<外倉庫にある物>

●たく いためる 焼く にる わかす
  • はんごう(4合用) ※飯ごう用しき板
  • なべ と なべぶた ※なべ用しき板
  • フライパン(小) ※フライパン用しき板
  • フライパン ※フライパン用しき板
  • 鉄板(小)
  • 鉄板(大)
  • 焼きあみ (2枚まで)
  • やかん
  • 羽釜はがま(3升炊き)
  • 中華鍋ちゅうかなべ
  • かまど(グループで1個)
●洗う ふきとる
  • 外用ふきん(グループで2枚)
  • 外用ぞうきん(グループで2枚)
  • たわし(グループで2個)
  • スポンジ(グループで2個)
  • 洗ざい(グループで1個)
  • 金だわし(必要があれば貸出可)

<炊事場でわたすもの>

  • マッチ(3~6本) →火おこし後、すぐに返す!
  • 新聞紙
  • たき付け用わりばし
  • 火ばさみ
  • こげ付き防止のクレンザー
  • テーブルクロス(グループで1枚)
  • いす用シート(グループで2枚)

活動場所

<天気がよい場合>

  • 野外炊事場やがいすいじじょう
    自分たちで使うテーブルの場所を決めておきましょう。

<天気が悪い場合>

  • 作業用テント
    あまり広くないので、人数が多い場合は、思いやりの心をもちましょう。

れた天気の場合>

  • 栄養指導室えいようしどうしつほか
    人数によって場所が変わります。先生の指示をよく聞きましょう。

野外炊さんの流れ(例)

◆活動前

  1. 準備の役割分担
    室内から運ぶ係、外倉庫から運ぶ係、かまど係に分かれる。
  2. 場所決め
    テーブルの場所を決める。足りなかったら、作業用テントから持ってくる。

◆係の仕事の例

<室内から運ぶ係>

  1. 物品貸出票ぶっぴんかしだしひょうに書かれた数だけ、調理器具や食器を借りる。
  2. 野外調理場に運ぶ。
  3. 調理をする。
  4. 数を確認してもどす。

<外倉庫から運ぶ係>

  1. 物品貸出票ぶっぴんかしだしひょうに書かれた数だけ、調理器具や食器を借りる。
  2. 野外調理場に運ぶ。
  3. 水道で、調理器具を水洗いし、外側を外用ふきんでふきとる。
  4. 調理をする。
  5. こげつき防止のため、火にかける前に、飯ごうやなべの外側にクレンザーをる。
  6. 数を確認してもどす。

<かまど係>

  1. かまどと遮熱板しゃねつばんを外倉庫から運ぶ。
  2. まきケースに薪を必要量入れる。
  3. マッチ、新聞紙、たきつけ用わりばし、火ばさみを受け取る。
  4. 火をおこし、火力の調節をする。(マッチはここで回収)
  5. 完全に冷えたら、かまどと遮熱板を倉庫に戻す。
  6. 残った薪は小屋に戻す。(少しでもこげている薪は戻さない)

◆調理方法(ちょうりほうほう)

  1. 手をよくあらい、ゴム手袋を着ける。
  2. 食材は水でよくあらう。
  3. 十分に火を通す。※ヤケドに注意する
  4. できあがったら早いうちに食べる。

◆あとかたづけ

  1. 使った調理器具の数を確認かくにんする。
  2. 室内から持ってきたものは、外の水道であらい、最後の仕上げを栄養指導室であらう。
  3. 外倉庫からのものは、外の水道でしっかりあらう。
  4. よく水切りして、外用ふきんでふきとる。
  5. あらい残しがないか、先生とセンターの先生にチェックしてもらう。
  6. 数を確認して、元の場所にもどす。

◆ゴミの処理(しょり)

  • しっかり分別ぶんべつ
    生ゴミ・燃えるゴミ・ペットボトル・缶・ビンに分別する。
    ※ペットボトルはラベルをはがしてつぶす。
  • 生ゴミ
    流しの生ゴミを穴に流さないよう注意する。
    残っていると野生動物が来てしまうため、すみずみまで後片付けをする。
  • 捨てる場所
    多目的ホールの東南にあるゴミステーションにもっていく。

おまけ(飯ごうの炊き方)

台詞
コットベリーの顔
飯ごうの炊き方を紹介しょうかいするね!
 
台詞
これは勉強になるぴょん。
 
もおかぴょんの顔
飯ごうの説明図

<お米と水の量>
センターの飯ごうは1個で4合までけます。
お米をよくとぎ、飯ごうにいれ、水を入れます。水は1合にあたり約200mLが適量てきりょうです。飯ごうにも印がついていますので、それを目安めやすにしましょう。

  • 2合・・・一番下の印
  • 3合・・・印と印の間
  • 4合・・・一番上の印

30分ほど水につけこんでおきます。

!やっておこう!
火にかける前に、こげ付き防止のためクレンザーをぬっておきましょう。

飯ごうの説明図

<火にかける>

かまどの上にそっとのせます。このとき、取っ手が下にならないように、ふたの上に角材かくざいを置き、ストッパーにしておきましょう。

初めは弱火です。
火の大きさは、飯ごうの底に炎の先が当たるくらいがちょうどいいです。

かまどから火がはみ出している場合は、まきを抜くなどして、火加減ひかげんを調節しましょう。

 

飯ごうの説明用画像です

<火の調整>

火にかけていると。そのうち飯ごうから水が吹きこぼれてきます。

そしたら、強火に切りかえます。かまどから火が飛び出すくらいに強くしてみましょう。
※ヤケドに注意です。

吹きこぼれが収まったら、再び弱火です。

ふたに火ばさみを当てて、グツグツといった手応えがなくなったら、そろそろ炊き上がりです。

※こげた匂いは、炊きすぎのサインです。要注意!

<炊き上がり>

火から下ろし、先生かセンターの先生に中を確認してもらいましょう。

最後に飯ごうをひっくり返して、10分ほど蒸らします。

食べるときに、しゃもじで全体を混ぜると、水分がよく混ざり、よりおいしくなりますよ!

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会 自然教育センター
〒321-4365
真岡市柳林1140番地2
電話番号:0285-83-1277
ファックス番号:0285-83-1278
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