空き店舗や倉庫等を利活用した事例の紹介

更新日:2025年11月28日

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真岡市では、使われなくなった店舗や事務所、倉庫などを所有している人と、それを使いたい人とを繋ぐお手伝いをすることで、市内商業の振興と中心市街地の活性化を目指しています。

店舗併用(兼用)住宅を利活用した事例

にのみやニッチ(久下田936-1) 令和3年6月オープン

にのみやニッチ(改装後)

オーナー 岡 綾さん

※市の空き店舗補助金活用

Q.物件はどのように探しましたか?
二宮の中心市街地で物件を探していていたので、まず自分で通りを歩いて条件に合う物件を探しました。目星をつけてから、にのみや商工会に相談し、所有者に連絡を取ってもらいました。

Q.この物件を選んだ理由は?
物件がまちの中心にあり、駐車場も近くにあったことです。通りに面して間口が広いところもいいなと思いました。

Q.建物はどのような状態でしたか?
物件の中を最初に見せてもらった時は、家財道具がそのまま残っていました。
また、外壁の一部が壊れていて、雨漏りしている箇所もあったので、修繕も必要でした。

Q.すぐに使えない状態の物件でも借り手は見つかるのでしょうか?
必ずしも、片付けや修繕が済んでいる必要はありません。
物件を探している人は、まず「自分のビジョンに合う物件か」というのがあって、その上で、必要な修繕、改装する箇所、工事完了までの期間・費用などを総合的に検討して借りるかどうかを決めます。
ただ、雨漏りなど建物の構造に関わるような不具合がある場合は、事前に修繕してあるほうが借り手が見つかりやすいと思います。

にのみやニッチ改装前後

倉庫・蔵を活用した事例

NRUC NEST(ヌルク ネスト)(台町2781) 令和2年7月オープン

ヌルクネスト店内

オーナー 井上 真さん

Q.物件はどのように探しましたか?
もともと門前地区で店舗兼工房をやっていたのですが、手狭になったため、真岡市内で物件を探していました。大手の不動産情報サイトには条件にあう物件がなく、宇都宮の建築デザイン事務所が運営するサイトで偶然見つけました。

Q.この物件を選んだ理由は?
大谷石で作られた建物の雰囲気です。希望していたよりも少し広い物件でしたが、「こんな物件は、もう見つからないかもしれない…」と思い即決しました。

Q.建物はどのような状態でしたか?
荷物は片付けられており、大きく破損しているような箇所はありませんでした。ただ、水道は引かれていなかったため、引き込み工事を行う必要がありました。空調設備も新たに設置しました。

Q.所有者側では、どの程度まで改装工事をやっておく必要がありますか?
あらかじめやっておかなければならない工事はありません。特に外観や内装は「今のこの雰囲気がいい」という場合があるので、そのままでいいと思います。
ただし、ライフライン(電気・ガス・水道)の引き込みや建物自体の修繕などは、出店者が決まったら所有者側の負担で行っていただく必要があります。

ヌルクネスト改装前後

店舗や倉庫などお持ちの方、利活用を検討している方

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産業部 商工観光課 商工業係
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真岡市荒町5191番地 本庁舎4階
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