真岡市教育大綱

教育大綱について

教育大綱策定の目的

地方教育行政の組織及び運営に関する法律第1条の3第1項の規定に基づき、地方公共団体の長が、その地域の実情に応じ、当該地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を定めるものです。

真岡市教育大綱（令和2年度～令和6年度）

真岡市教育大綱は、「真岡市総合計画2020-2024」が本市の教育における「大綱」に該当すると位置付けられることから、「真岡市総合計画2020-2024」をもって本市の教育に関する総合的な施策の目標や方針として策定しました。

施策の方向性

「人づくり」～豊かなこころアップ！～

将来を担う子どもたちに確かな学力を身に付けさせるとともに、思いやりの心や豊かな情操を育み、心身共に健康でたくましいもおかっ子の育成に努めます。また、だれもが心豊かに生きがいを持って暮らすために、学習環境やスポーツ・レクリエーション施設の整備を推進し、学びと歴史・文化が豊かな心を育むまちづくりに努めます。

1．施策体系

施策1 確かな学力の育成
施策2 心の教育と健やかな体づくり
施策3 国際化に対応した教育
施策4 生涯学習の推進
施策5 青少年の健全育成
施策6 生涯スポーツ・レクリエーションの振興
施策7 文化芸術の振興と文化財の保護・継承
施策8 国際交流の推進

2．施策の内容

施策1 確かな学力の育成

すべての小中学校で、電子黒板やタブレット、デジタル教科書等のICT機器を活用した授業を展開し、学力の向上が図られています。また、指導する教員は、校務支援システムの活用等により働き方改革を進めることで、子どもに向き合う時間を確保し、教育の質を高めています。

具体的な施策

学力向上を図るための教育環境の整備を推進します。

小中学校が連携した「分かる・できる・定着する」学習指導の推進
分かる授業を推進するためのICT機器の整備と活用

施策2 心の教育と健やかな体づくり

道徳教育や集団活動を通して、生命や人権を尊重する心、人への思いやりの心等が育まれているとともに、正しい食習慣や運動習慣を身に付けながら、健やかな体づくりが進められ、基礎体力が向上しています。

具体的な施策

生命や人権を尊重し、人への思いやりの心や集団生活のルールを学ぶ機会をつくります。
教育相談の充実
運動やスポーツを楽しめる環境を整えます。
- 体育授業の改善
- 地域や家庭と連携した日常的な運動量の増加

施策3 国際化に対応した教育

社会環境が大きく変化しグローバル化が一層進展する中で、国際的な視野を持ち、豊かな語学力やコミュニケーション能力を身に付けた児童生徒が育成されています。
また、国籍や文化の違いに関わらず、お互いに支え合い共に生きていく力が育まれています。

具体的な施策

国際交流や英語教育の充実に向けた環境整備や指導者の人材確保に努めます。

外国人とのコミュニケーション能力の向上

施策4 生涯学習の推進

市民が生涯にわたり自主的、積極的に学習に取り組み、市民一人一人が学んだことを社会生活に活かす等、生きがいを持って心豊かに生活をしています。

具体的な施策

市民や自主活動団体の生涯学習活動を支援するため、学習機会や学習の場の提供、学習環境の整備に努めます。

多様な学習機会の提供
生涯学習拠点（図書館）の整備

施策5 青少年の健全育成

青少年が将来に夢と希望を持ち、豊かな感性と創造性を養いながら心豊かにたくましく成長しています。

具体的な施策

地域と共に青少年の健全育成を図るための支援や青少年を取り巻く環境の整備に努めます。

青少年を健全に育成する環境づくり
多様な分野でリーダーシップを発揮できる人材の育成

施策6 生涯スポーツ・レクリエーションの振興

市民一人一人が、自主的にスポーツ・レクリエーションを行うことにより、心身ともに健康で活力ある生活を実現しています。

具体的な施策

スポーツ・レクリエーション活動の機会の提供と施設等の環境整備の充実を図ります。

スポーツ競技力向上の推進と施設の整備
市民ひとり1 スポーツを目指したスポーツの推進

施策7 文化芸術の振興と文化財の保護・継承

文化芸術活動の推進により、市民だれもが文化芸術に触れ親しみ学ぶ機会が拡充されています。文化財については、適切な保存管理と伝統文化の継承がされています。

具体的な施策

文化芸術活動の企画運営と環境整備、文化活動を担う人材及び文化団体の育成支援を行います。
文化財所有者（管理者）及び保存団体が実施する保存管理や事業について指導・助言を行い、文化財の保護や啓発の機会を提供するための環境を整備します。

市民会館運営事業
真岡市文化協会支援事業
久保記念館観光文化交流館美術品展示館・久保資料室運営事業
まちかど美術館運営事業

施策8 国際交流の推進

外国人住民と日本人住民が国籍や言葉の壁を越えて、主体的に国際交流を深め相互の生活習慣や文化を理解、尊重し合い、共に地域社会の一員として安心して暮らせるまちとなっています。

具体的な施策

国際交流を行う団体との連携を図り、交流の場を拡充します。
多言語による相談体制を充実させ外国人住民が安心して暮らせる環境を整備します。

国際交流の推進
国際交流を担う人材育成
外国人住民のコミュニケーション支援

真岡市総合計画2020-2024

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会学校教育課教育政策係
〒321-4395
真岡市荒町5191番地　本庁舎4階
電話番号：0285-81-9052
ファックス番号：0285-83-4070
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