2019年度
2019-2020年 展覧会
特別企画展 とちテレアニメ「まろに☆え~る」もおか“いちご”チアリーダー春崎野乃花 複製原画展
2019 年 4月 18 日(木曜日)~ 5月 13 日(月曜日)
真岡市では、とちぎテレビアニメ「まろに☆え~る」のキャラクター春崎野乃花を、2017年に「もおか“いちご”チアリーダー」に任命しました。真岡市の魅力を伝えるキャラクターとして大活躍しています。そのアニメの原作者である一葵さやか先生の作品を集めた初めての展覧会を開催します。

主催:真岡市教育委員会、真岡市観光協会
協力:株式会社とちぎテレビ
第20回企画展 没後30年 北川民次展
2019 年 5月 16日(木曜日)~ 7月 15 日(月曜日・祝日)
北川民次(1894-1989年)は、久保貞次郎(1909-1996年)の美術教育論に大きな影響を与え親交の深かった画家です。静岡県に生まれた民次は、20歳でアメリカに渡り美術を学んだ後、画家、美術教育者としてメキシコで15年間生活を送りました。帰国後は、愛知県瀬戸市にアトリエを構え、人間や花、メキシコなどをテーマとした生命力あふれる作品を制作しました。
本展は、北川民次の没後30年を追悼し、久保貞次郎が収集した民次の油彩や版画、さらに民次から影響を受けた画家たちの作品もあわせて紹介いたします。人間愛に満ちた表現豊かな民次の芸術をどうぞお楽しみください。また、真岡市まちかど美術館では、連動企画として「北川民次 絵本原画展」を開催いたします。この機会にぜひあわせてご覧ください。

<出品作家>
- 安藤幹衛
- 伊藤高義
- 北川民次
- 竹田鎭三郎
主催:真岡市教育委員会
第21回企画展 アニマルワールド ―絵の中の動物に会いに行こう―
2019 年 7月 18 日(木曜日)~ 9月 16 日(月曜日 ・祝日)
古来より人間と動物の関係は常に密接に関わりながら共存をしてきました。動物が絵画の中に登場したのは約1万年前~1万8000年前に描かれたとされている、フランスのラスコーの壁画やスペインのアルタミラの洞窟壁画といわれています。古代から現代まで、絵画が多様化し、時代と共に変化し続けても、動物は多くの芸術家たちの題材となっています。
真岡市ゆかりの美術評論家 久保貞次郎(1909-1996年)が交流し支援した作家たちも、動物を題材にした作品を多く制作しています。真岡市所蔵の久保コレクションから、それぞれの作家たちから生み出された生命力あふれる作品を通し、まるで動物園に来たような気分を感じていただけるような魅力あふれる動物画を約19点紹介します。

<出品作家>
- 靉嘔
- 泉茂
- 岩崎巴人
- 桂ゆき
- 北川民次
- 竹田鎭三郎
- 福沢一郎
- 藤本よし子
- ヘンリー・ミラー
- 吉原英雄
主催:真岡市教育委員会
芳賀教育美術展 歴代の知事賞展
2019 年 9月 19 日(木曜日)~ 10 月 7日(月曜日)
久保貞次郎(1909-1996年)が提唱した創造美育の精神を受け継ぐ芳賀教育美術展は、今年で33回目の開催となります。これまでに、最高賞である知事賞を受賞した作品32点を一堂に展示いたします。真岡市久保講堂で開催される「第33回芳賀教育美術展」とあわせて、ぜひご覧ください。

主催:真岡市教育委員会、一般社団法人真岡青年会議所
第33回真岡市美術展 我が家の秘蔵展―絵画と酒器―
2019 年 10 月 10 日(木曜日)~10 月 14日(月曜日 ・祝日)
今年の真岡市美術展では、市内の所蔵家から秘蔵の絵画と酒器の作品をお借りして展示いたします。この機会にぜひご覧ください。

<出品作家>
- 酒器:井口大輔、伊藤北斗、伊藤東彦、井戸川豊、井上萬二、宇田川抱青、上野猛、加藤孝造、加藤卓男、加藤委、加藤十右衛門、鎌田幸二、川瀬忍、川瀬竹志、菊池晃、北大路魯山人、金城次郎、斎藤勝美、佐伯守美、三代清風与平、島岡達三、清水卯一、清水保孝、初代宮川香山、十二代沈壽官、鈴木蔵、鈴木富雄、田村耕一、大日本幹山、七代清水六兵衛、濱田庄司、濱田晋作、林正太郎、廣瀬義之、深見陶治、藤井隆之、藤田喬平、藤原啓、藤原雄、古川隆久、前田昭博、宮原隆岳、村田元、室町勝廣、山本陶秀、若杉集
- 絵画:伊藤万耀、瑛九、小宅文藻、加藤東一、木村武山、小杉放菴、佐野正隆、サルバドール・ダリ、中山正、橋本明治、村上裕二
主催:真岡市教育委員会
第22回企画展 写真×版画 ―融合する2つの表現―
- 前期 :2019 年 10 月 17日(木曜日)~ 12 月 2日(月曜日)
- 後期 :2019 年 12 月 5日(木曜日)~2020 年 1月 20 日(月曜日)
20世紀以降の複製技術の発達と普及によって、芸術分野には新たな表現が次々と生まれました。美術評論家であり美術品の大コレクターでもあった久保貞次郎(1909-1996)の周辺には、その技術と柔軟に向き合い、新しい表現の可能性を見出した多くの作家たちがいました。
本展では、久保に大きな影響を与え親交の深かった瑛九(1911-1960年)による写真(フォト・デッサン)、写真や光学機器を利用した版画など、2つの表現にまつわる多彩な作品を紹介します。

<出品作家>
- 靉嘔
- 池田満寿夫
- 瑛九
- 木村光佑
- 久保卓治
- 島州一
- 関根伸夫
- 殿敷侃
- 吉田克朗
- 吉原英雄
主催:真岡市教育委員会
アートリンクとちぎ2019 栃木県立美術館収蔵品展 野澤一郎が愛した美術
2020 年 1月 23 日(木曜日)~ 2月 3日(月曜日)
野澤一郎(1888-1978年)は、河内郡上三川町に生まれ、栃木県立真岡高等学校を卒業した真岡市にゆかりの深い人物です。1917年に巴組鐵工所を創立し、立体構造建築「ダイヤモンドトラス」を発明するなど偉大な功績を残しました。一方で、晩年には日展で入選を果たすなど画業においても才能を発揮し、書や長唄など文化芸術に広く親しんだ趣味人でもありました。
本展では、栃木県立美術館所蔵の野澤一郎コレクションより、日本画を中心とした名品を紹介します。この機会に、ぜひご覧ください。

<出品作家>
- 小川芋銭
- 川合玉堂
- 川端龍子
- 木内克
- 小室翠雲
- 清水多嘉示
- 竹内栖鳳
- 田崎草雲
- 堂本印象
- 富岡鉄斎
- 橋本雅邦
- 前田青邨
- 松林桂月
- 松本姿水
- 安田靫彦
主催:真岡市教育委員会栃木県立美術館
第23回企画展 四季折々展 ―久保コレクションでめぐる風物詩―
2020 年 2月 6日(木曜日)~ 3月 30 日(月曜日)
季節によって表情を変える日本の四季は、古くから作家たちの創作意欲を刺激し、美術作品に表現されてきました。真岡市ゆかりの美術評論家でコレクターの久保貞次郎(1909-1996年)が支援した作家たちも年中行事、風景、花、虫、食べ物などをモチーフに季節感あふれる作品を制作しています。
本展では、真岡市所蔵の久保コレクションから季節を感じる作品を紹介します。北川民次のお雛様を描いた作品や、小田まゆみの女性と自然とのつながりをテーマに、四季折々の風景と女神を描いた版画集「女絵暦」、木村茂が銅版画で繊細に描いた野の花や冬景色、浅香公紀による花と風景を組み合わせた温かみに満ちた木版画のカレンダー挿絵など、四季をめぐる約30点の作品を展示します。作家たちが表現した自然や風物、四季の移ろいをお楽しみください。

<出品作家>
- 靉嘔
- 浅香公紀
- 小田まゆみ
- 北川民次
- 木村茂
- 関根伸夫
- ヘンリー・ミラー
- 吉原英雄
主催:真岡市教育委員会
地図
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教育委員会 文化課 文化振興係
〒321-4395
真岡市荒町5191番地 本庁舎4階
電話番号:0285-83-7732
ファックス番号:0285-83-4070
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更新日:2023年03月27日