2020年度

更新日:2023年03月27日

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2020-2021年 展覧会

第24回企画展 風景いろいろ―作家たちが見た風景―

2020年4月2 日(木曜日)~6月1日(月曜日)

 絵画の歴史が始まってから、絵画の主流は人物画とされていましたが、15世紀初頭のヨーロッパで風景画がひとつのジャンルとして確立されて以降、多くの芸術家が多彩な表現方法で風景画を描くようになりました。真岡市ゆかりの美術評論家 久保)貞次郎)(1909-1996年)が交流し支援した作家たちも、目の前に広がる光景を思い思いに描いたり、作家の心象風景を反映した作品を描くなど、作家たちの目と心を通して描かれた魅力に満ちた作品を数多く生み出しました。

 本展では、真岡市所蔵の久保コレクションからそれぞれの作家たちが見て感じた、様々な風景画を紹介します。

第24回企画展 風景いろいろ―作家たちが見た風景―

<出品作家>

  • 荻須高徳
  • 北川民次
  • 木村茂
  • 木村利三郎
  • 久保卓治
  • 関根伸夫
  • 新居広治
  • ヘンリー・ミラー
  • 吉原英雄

主催:真岡市教育委員会

第25回企画展 ヘンリー・ミラー展(会場1)

  • 前期:2020年6月4日(木曜日)~7月27日(月曜日)
  • 後期:2020年7月30日(木曜日)~9月22日(火曜日・祝日)

 アメリカの小説家ヘンリー・ミラー(1891-1980年)は、30代の頃から水彩画を描き続け、数千点にも及ぶ作品を残しました。美術評論家であり美術品のコレクターでもあった久保貞次郎(1909-1996年)は、その芸術性に魅了されて多くの作品を収集しました。この度、久保記念観光文化交流館 美術品展示館と真岡市まちかど美術館の2つの会場で、ヘンリー・ミラーによる水彩画や版画などを展覧し、画家としての側面に迫ります。自由奔放で愛らしい作品の世界観をゆっくりとお楽しみください。

久保記念観光文化交流館 美術品展示館第25回企画展「ヘンリー・ミラー展(会場1)」

 1944年から1979年までに制作されたヘンリー・ミラーによる水彩画を中心に紹介します。

第25回企画展 ヘンリー・ミラー展のチラシ

<出品作家>

  • 前期
    • 飯塚国雄
    • ヘンリー・ミラー
  • 後期
    • ウィリアム・ウェブ
    • ヘンリー・ミラー

主催:真岡市教育委員会

芳賀教育美術展 歴代の知事賞展

2020年9月25日(金曜日)~10月5日(月曜日)

 久保貞次郎(1909‐1996年)が提唱した創造美育の精神を受け継ぐ芳賀教育美術展は、今年度で34回目の開催となります。これまでに、最高賞である知事賞を受賞した作品33点を一堂に展示いたします。「第34回芳賀教育美術展(web)」とあわせて、ぜひご覧ください。

芳賀教育美術展 歴代の知事賞展 QRコード

「第34回芳賀教育美術展(web)」は新型コロナウイルス感染症拡大の防止のため、webでの開催となります。

QRコード、または芳賀教育美術展ホームページ http://www.haga-bi.jimdofree.comからご鑑賞ください。

芳賀教育美術展 歴代の知事賞展のチラシ

主催:真岡市教育委員会、一般社団法人青年会議所

第34回真岡市美術展 我が家の秘蔵展―静物画と小さな工芸品―

2020年10月8日(木曜日)~10月19日(月曜日)

 今年の真岡市美術展は、市内の所蔵家から静物画と小さな工芸品をお借りして展示いたします。この機会に秘蔵の美術品を是非ご覧ください。

第34回真岡市美術展 我が家の秘蔵展―静物画と小さな工芸品―のチラシ

<出品作家>

  • 【絵画】
    • 有岡一郎
    • 大貫松三
    • 小川博
    • 加藤晨明
    • 川上澄生
    • 清水比庵
    • 東城鉦太郎
    • 武者小路実篤
    • 吉岡堅二
  • 【工芸品】
    • 浅蔵五十吉
    • 荒田耕治
    • 板谷波山
    • 伊藤北斗
    • 大森孝志
    • 隠崎隆一
    • 川瀬忍
    • 齊藤勝美
    • 佐伯守美
    • 島田文雄
    • 十五代樂吉左衛門
    • 廣瀬義之
    • 藤井隆之
    • 藤原郁三
    • 三輪和彦
    • 米田和

作家名は五十音順とさせていただいております。

主催:真岡市教育委員会

第26回企画展 魔法の版画リトグラフ

  • 前期:「瑛九を中心に」2020年10月22日(木曜日)~12月14日(月曜日)
  • 後期:「広がる版画表現」2020年12月17日(木曜日)~2021年2月15日(月曜日)

 リトグラフ(石版画)は、描いた絵をそのまま版画として写し取ることのできる魔法のような技法です。18世紀末にドイツで発明されて以来、版画の分野に革命をもたらし、様々なジャンルの作家たちが制作しました。版画の普及に貢献した美術評論家の久保貞次郎(1909-1996年)が交流し支援した作家たちも、リトグラフの技法による前衛的な表現を試み、版画の枠を越えた新たな表現を展開しました。

 本展では、真岡市所蔵の宇佐美コレクションと久保コレクションの中から、戦後に制作された多彩なリトグラフの作品を紹介します。前期では、1950年代の瑛九とその周辺の作家を中心に、幻想的な作品を紹介します。後期では、1960年代以降の作品を中心に、作家の個性を反映し広がりを見せる様々な版画表現を紹介します。版画作家たちの探究心と創造力から生まれた表現豊かなリトグラフの世界をどうぞお楽しみください。

第26回企画展 魔法の版画リトグラフのチラシ

<出品作家>

  • 前期
    • 靉嘔
    • 泉茂
    • 瑛九
    • オノサト・トシノブ
    • 利根山光人
  • 後期
    • 池田満寿夫
    • 北川民次
    • ジミー鈴木
    • 竹田鎭三郎
    • ヘンリー・ミラー
    • 吉原英雄
    • ワルワーラ・ブブノワ

主催:真岡市教育委員会

第27回企画展 HIKARI―灯る、きらめく、光の絵画―

2021年2月18日(木曜日)~4月12日(月曜日)

 光を表現することは、いつの時代も画家たちにとって重要なテーマの一つです。本展では、真岡市所蔵の久保コレクションの中から、暖かな陽光、星の瞬き、揺らめく炎、人工照明、そして神聖な光など、多種多様な光を表現した絵画を紹介します。

 多くの人が光に対してポジティブな印象を抱いていることでしょう。現実の光と同様に、作家たちが精魂を込めて描いた光にも、鑑賞者を元気にしてくれるパワーが宿っているかもしれません。技法や素材などによって全く雰囲気の異なる光の表現をお楽しみいただくとともに、皆様の心を明るく照らしてくれるお気に入りの光=作品が見つかる機会となれば幸いです。

第27回企画展  HIKARI―灯る、きらめく、光の絵画―のチラシ

<出品作家>

  • 靉嘔
  • 瑛九
  • 小田襄
  • 小田まゆみ
  • オノサト・トシノブ
  • 木村茂
  • 木村利三郎
  • 久保貞次郎
  • 関根伸夫
  • 竹田鎭三郎
  • 田辺和郎
  • ヘンリー・ミラー

主催:真岡市教育委員会

記載内容については随時更新をいたします。

地図

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教育委員会 文化課 文化振興係
〒321-4395
真岡市荒町5191番地 本庁舎4階
電話番号:0285-83-7732
ファックス番号:0285-83-4070
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