日本一のいちごのまち 真岡市

更新日:2023年03月27日

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美味しそうないちごの写真

質・量ともに「日本一のいちご」

箱に盛られた美味しそうないちごの写真

いちご

可憐な苺の花の写真

いちごの花は、白く可憐な花びらです。

いちごのハウスの写真

市内にはいちごのハウスが立ち並びます。

 真岡市のいちご生産は、作付面積が約130ヘクタールで、400軒以上が生産農家として栽培を行っています。年間の生産量は約6,800トンを超え、販売額については年間約86億8,000万円となっております。(JAはが野調べ 2023年産)

 また、50年以上連続いちご生産量1位を誇る「いちご王国栃木県」においても、真岡市は一番の生産量で主幹を担うとともに、栃木県が毎年主催する「いちご王国グランプリ」において、最高賞の大賞(農林水産大臣賞)を最多受賞しており、まさに「質」・「量」ともに「日本一のいちごのまち」となっています。

 品質改良や栽培技術の向上に長年取り組んだ研究機関の人々や新鮮高品質の栽培指導、流通ルートの開拓、真夏の炎天下の育苗、冬は厳寒の早朝の収穫作業などに励んだ農家の人たちなど、関係者の不断の努力が「日本一のいちご」を結実させたと言ってよいでしょう。

いちご栽培の歴史

 真岡のいちごは昭和32年、市南東部にある東物井地区の農業研究クラブ農家の手によって栽培が開始されました。冬季に晴れの日が多く、雨が少ない市の気候は、いちご栽培に適していたため、同地区を中心に市内へ広がっていきました。

 その後、ビニールを使ったトンネル栽培やパイプハウス栽培を経て、昭和59年ごろ、水を霧状にしてハウス内を温める「ウォーターカーテン」を独自に開発。単棟ハウス栽培の低コスト省エネルギー化を実現するなどめざましく発展してきました。

 また、品種についても当初のダナー種から「宝交早生」、「麗光」を経て、昭和59年から「女峰」を本格的に導入。平成8年からは、甘く粒も大きい「とちおとめ」が主要品種となっています。現在は、「とちおとめ」以降に品種登録された「とちひめ」や「スカイベリー」をはじめ、新品種の開発によるさらなる増産が期待されています。

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