タバコのマナー知っていますか?喫煙による健康被害
たばこの煙には様々な有害物質が含まれています。喫煙の際はマナーを守り、周囲への影響に十分に配慮しましょう。
たばこの煙に含まれる有害物質
たばこの煙には、依存症の原因となる「ニコチン」のほか、「タール」「一酸化炭素」「ヒ素」「カドミウム」など約250種類もの有害物質が含まれています。
たばこを吸うことで、これらの物質が体内に入り、肺がんをはじめとするがんや、脳卒中、心臓病のリスクを高めることとなります。
受動喫煙も危険!周囲への配慮を忘れずに!!
受動喫煙とは、「たばこの先から出る煙(副流煙)を、たばこを吸っていない周囲の人が吸い込むこと」です。
副流煙には、主流煙(たばこを吸っている人が吸い込む煙)よりも多くの有害物質が含まれています。たばこを吸わない周囲の人を危険にさらすことになりますので、注意が必要です。
(健康長寿とちぎホームページより)
屋外でも受動喫煙の危険が!
日本禁煙学会の提言では、“無風(風が吹いていない状態)でもたばこを吸う人から直径14メートル内には煙が届く”とされています。
風が吹いている場合は、それ以上の範囲にたばこの煙が届きます。
自宅の庭などでたばこを吸っていても、近所まで煙が届いているといった可能性もありますので、喫煙の際は周囲の状況をよく見て配慮を忘れないようにしましょう。
この機会に考えよう!“たばこのない生活”
自分と周囲を有害な物質にさらすことになる“たばこ”
真岡市民の喫煙者の割合は、平成18年から比較して男女ともに減少していますが、男性で28.7%、女性で7.4%が喫煙している状況です。
真岡市健康21プラン(2期計画)では、喫煙対策の目標値として、喫煙者の割合を男性20%以下、女性4%以下としています。
禁煙について関心を持った方は、今日できることからスタートしましょう!
- まずは環境をととのえる!
- たばこやライターを手放し、喫煙所やたばこが売っている場所に近づかない
- 禁煙を周囲に宣言し、応援してもらう
- 吸いたくなったら、上手にスルー!
- 水やお茶をゆっくりと飲む
- 深呼吸をしたり、ストレッチなどでからだを軽く動かす
- お酒やコーヒーなど、たばこを吸うときに一緒に飲食していたものを避ける
- 前向きに楽しむ!
記録をつけたり、小さな目標を作って達成していくなど、前向きな気持ちでチャレンジする
その他、薬局などで購入できる禁煙補助薬を利用したり、病院の禁煙外来で専門医のサポートを受けて禁煙に取り組むこともできます。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部 健康増進課 健康づくり係
〒321-4395
真岡市荒町5191番地 本庁舎1階
電話番号:0285-83-8122
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更新日:2024年09月17日