熱中症にご注意ください!

更新日:2024年07月30日

ページID: 6226

今年の夏は要注意!

熱中症は気温・湿度などの環境だけでなく、暑さに慣れていないなど体調による影響が組み合わさることで起こりやすくなります。急に暑くなった日や久しぶりに暑い環境で活動した時には注意が必要です。屋外だけでなく、室内や夜間でも熱中症になることがありますので、「自分は大丈夫」「まだ暑くない」と過信せず、日々の生活で気をつけられる点を確認して行動しましょう。

熱中症とは?

からだの水分や塩分が減少し、電解質バランスが崩れたり、体温調整機能がうまく働くなった状態です。

気温が高い日はもちろんですが、湿度が高い日、風が弱い日などは、特に注意が必要です。

日頃からの予防的行動が重要です。

特に高齢者や乳幼児は、熱中症が重症化しやすいため、要注意です!

  • 高齢者…体温調整機能が低下し、暑さを感じにくい
  • 乳幼児…体温調整機能が未熟で、体温コントロールが難しい
     背が低いため、地表からの熱を受けやすい

熱中症の症状・対処法は?

熱中症の症状の詳細
軽い症状 やや重い症状 重い症状
  • めまいやたちくらみ
  • 汗がどんどんでる
  • 筋肉のけいれん
  • だるい(倦怠感)
  • 頭痛
  • 吐き気やおう吐
  • 意識不明
  • 言動がおかしい
  • ふらふらしている
  • 体温が高い
  • ひきつけを起こす

めまい、汗をかくなどの症状を感じたら…。まずは応急処置をしましょう!

  • 急いで水分をとりましょう(水や麦茶、スポーツドリンクなど)
  • 涼しいところで安静にしましょう(エアコンや扇風機を使用、屋外の場合は木陰など)
  • 衣服のボタンをはずしたり、ベルトを緩めるなどして、風通しを良くしましょう

 対応をして様子を見ても回復しない場合や、症状が悪化する場合は、医療機関を受診しましょう!

こんな時は、すぐに119番通報を!

重度の熱中症は、命の危険があります!以下のような症状がある場合は、応急処置をしながら119番通報をしましょう!

  • 呼びかけに反応しない(意識がない)
  • 会話ができない(反応がおかしい)
  • 水分を飲むことができない
  • ひきつけを起こす
  • 体温が高い(熱がこもっている) など

熱中症予防行動のポイント

1. 暑さを避けましょう
  •   エアコンを利用する等、部屋の温度を調整する
  •   感染症予防のため、換気扇や窓開放で換気しつつ、エアコンの温度設定を調整する
  •   暑い日や時間帯は無理をしない
  •   涼しい服装にする
  •   急に暑くなった日などは特に注意する
2. こまめに水分補給をしましょう
  •   のどが渇く前に水分補給
  •   大量に汗をかいたときは塩分も忘れずに
3. 日頃から体調管理をしましょう
  •   日頃から体温測定、健康チェック
  •   体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養
4. 服装を工夫しましょう
  •   できるだけ空気を通しやすく、汗を吸って乾きやすい素材の服を選びましょう。また、襟元はなるべくゆるめて通気しましょう。外出時には帽子を着用しましょう。
5. 暑さに備えた体作りをしましょう
  •   暑くなり始めの時期から適宜運動を
  •   運動時の水分補給は忘れずに、無理のない範囲で

熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートとは

  • 熱中症警戒アラート・熱中症特別警戒アラートは、熱中症を予防することを目的に、環境省と気象庁が、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症を予防するための行動をとっていただくための情報です。
  • 令和6年度は4月24日から10月23日までの間、全国で運用が行われています。
  • 熱中症警戒アラートは、暑さ指数(WBGT)33以上、熱中症特別警戒アラートは、暑さ指数(WBGT)35以上で発表になります。
  • 暑さ指数(WBGT)とは、「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。
  • 熱中症警戒アラートが発表された所では、日ごろから実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心がけてください。

熱中症関連リンク

官公庁等が発表する熱中症情報などをチェックし、予防に役立てましょう!

熱中症に関するリーフレット

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康増進課 健康づくり係
〒321-4395
真岡市荒町5191番地 本庁舎1階
電話番号:0285-83-8122
ファックス番号:0285-83-8619
お問い合わせはこちら