「新しい生活様式」での熱中症予防対策

更新日:2023年03月27日

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今年の夏は要注意!「感染症予防」と「暑さ対策」

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、感染予防のための「新しい生活様式」に基づいた行動が求められています。

このような「新しい生活様式」において、暑い夏を元気に乗り越えるための「熱中症予防行動」が重要になってきます。

暑さの厳しい6月から9月は、特に注意が必要です。

「自分は大丈夫」「まだ暑くない」と過信せず、日々の生活で気をつけられる点を確認して行動しましょう。

熱中症とは?

からだの水分や塩分が減少し、電解質バランスが崩れたり、体温調整機能がうまく働くなった状態です。

気温が高い日はもちろんですが、湿度が高い日、風が弱い日などは、特に注意が必要です。

日頃からの予防的行動が重要です。

特に高齢者や乳幼児は、熱中症が重症化しやすいため、要注意です!

  • 高齢者…体温調整機能が低下し、暑さを感じにくい
  • 乳幼児…体温調整機能が未熟で、体温コントロールが難しい
     背が低いため、地表からの熱を受けやすい

熱中症の症状・対処法は?

熱中症の症状の詳細
軽い症状 やや重い症状 重い症状
  • めまいやたちくらみ
  • 汗がどんどんでる
  • 筋肉のけいれん
  • だるい(倦怠感)
  • 頭痛
  • 吐き気やおう吐
  • 意識不明
  • 言動がおかしい
  • ふらふらしている
  • 体温が高い
  • ひきつけを起こす

めまい、汗をかくなどの症状を感じたら…。まずは応急処置をしましょう!

  • 急いで水分をとりましょう(水や麦茶、スポーツドリンクなど)
  • 涼しいところで安静にしましょう(エアコンや扇風機を使用、屋外の場合は木陰など)
  • 衣服のボタンをはずしたり、ベルトを緩めるなどして、風通しを良くしましょう

 対応をして様子を見ても回復しない場合や、症状が悪化する場合は、医療機関を受診しましょう!

こんな時は、すぐに119番通報を!

重度の熱中症は、命の危険があります!以下のような症状がある場合は、応急処置をしながら119番通報をしましょう!

  • 呼びかけに反応しない(意識がない)
  • 会話ができない(反応がおかしい)
  • 水分を飲むことができない
  • ひきつけを起こす
  • 体温が高い(熱がこもっている) など

新しい生活様式における熱中症予防行動のポイント

  1. 暑さを避けましょう
    • エアコンを利用する等、部屋の温度を調整する
    • 感染症予防のため、換気扇や窓開放で喚起しつつ、エアコンの温度設定を調整する
    • 暑い日や時間帯は無理をしない
    • 涼しい服装にする
    • 急に暑くなった日などは特に注意する
  2. 適宜マスクをはずしましょう
    • 気温、湿度の高い中でのマスク着用は要注意
    • 屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合には、マスクをはずす
    • マスクを着用している時は、負荷のかかる作業や運動を避ける
    • 周囲との距離を十分にとったうえで、適宜マスクを外して休憩を
  3. こまめに水分補給しましょう
    • のどが渇く前に水分補給
    • 大量に汗をかいた時は塩分も忘れずに
  4. 日頃から体調管理をしましょう
    • 日頃から体温測定、健康チェック
    • 体調が悪いと感じた時は、無理せず自宅で静養
  5. 暑さに備えた体作りをしましょう
    • 暑くなり始めの時期から適宜運動を
    • 運動時の水分補給は忘れずに、無理のない範囲で

真岡市版イベント開催時の熱中症予防対策

熱中症は気温だけではなく、湿度も大きく影響することから、湿度が高く蒸し暑い日本では、夏季の気温上昇が進むとともに、熱中症患者の急激な増加が、近年大きな問題となっています。

今年は、感染症対策を講じたうえで、熱中症対策をしっかりとして、イベント等を開催するようにしましょう。

熱中症関連リンク

官公庁等が発表する熱中症情報などをチェックし、予防に役立てましょう!

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部 健康増進課 健康づくり係
〒321-4395
真岡市荒町5191番地 本庁舎1階
電話番号:0285-83-8122
ファックス番号:0285-83-8619
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