真岡市複合交流拠点施設整備運営事業(真岡市役所新庁舎周辺整備事業)

ページID: 15469

複合交流拠点施設が目指すもの

真岡市複合交流拠点施設は、子育て支援センター、屋内・屋外の子ども広場、図書館、地域交流センターの「遊ぶ・学ぶ・にぎわう」機能が連携、融合する施設で、未来を築く もおかっ子が、心身ともに健やかに成長できるように支えるとともに、市民すべてに、新たな学びと発見の機会を提供するものです。

また、その学びを通して人と人とがつながり、交流することで、自宅や、職場、学校とは異なる、新たな居場所(サードプレイス)となることを目指します。

本事業は、

  • 子育て支援の充実
  • 生涯学習の推進
  • 中心市街地のにぎわい創出や活性化

さらに、図書に親しむ子どもたちや市民の増加や、市民活動の推進を図ることで、人口減少、少子高齢化が進展する社会においても、真岡市に生まれ、育ち、住んでよかったと実感できるまちづくりを進め、「選ばれる都市(まち)もおか」の実現を図っていくものです。

複合交流施設正面パース

1.複数の機能が連携する施設

本施設は、「遊ぶ」子育て支援機能、「学ぶ」図書館機能、人と人を結ぶ「にぎわう」地域交流機能からなる複合施設です。

子どもたちの成長にとって重要な役割を担う、子育て支援センターと図書館は、現在は別々の場所にありますが、本施設では、2階の子どもゾーンに集約、併設されます。同じ階に併設することで、雨の日でも遊べる、子ども広場に来た親子が、待ち時間に絵本を手に取って読んだり、子育ての相談で訪れた際に、スタッフがお勧めする図書館の本を借りることで、「遊び」と「学び」が融合した楽しい時を過ごすことができます。

また、図書館と地域交流では、図書館が所蔵する多くの資料と、地域の人材、企業を結び付けることで、学びを通して、人と人のつながりや、交流を深めていきます。市民の「学びたい」と「教えたい」をつなぐことで、市民が主体となる講座を開催するだけでなく、企画運営を担う市民協働組織の立ち上げを図り、市民が自立したまちづくりの実現を目指していくものです。

2.市民にとって新たな居場所

本施設は、市民にとって自宅や、職場、学校とは異なる、新たな居場所(サードプレイス)となることを目指しています。

図書館は、静かに本を読み、学習をする場所という印象がありますが、本施設は、「静と動」が調和する図書館と、子ども広場を含む子育て支援センター、地域交流センターが複合施設であることを活かして、利用者の創意工夫による様々な使われ方を想定しています。

たとえば…

  • 子ども広場が併設された子ども図書室では、子どもと一緒に、声に出して絵本を読むことができます。
  • 外国語での読み聞かせやリトミックなど、子どもたちが遊びながら学べる環境を作っていきます。
  • 子育ての悩み相談や、食育に関する講座に参加できます。
  • 現図書館の2倍以上となる約450席の閲覧席、学習席を用意して、個人での学習や読書にご利用いただけます。
  • 複数人で利用できるグループ学習室を新たに作り、学校帰りに友達と一緒に勉強ができます。
  • 読書室を新たに作り、これまで以上に静かに読書に専念できます。
  • 仕事帰りに、コーヒーを飲みながらくつろいで本を読むことができます。
  • 郷土資料を活用する真岡市の歴史文化を学ぶ講座に参加できます。
  • プログラミング講座や、子どもと大人の将棋講座など、これまで好評の講座や、多世代が参加できる企画も開催していきます。
  • 市民の「学びたい」「教えたい」を叶える事業を展開していくため、市民参加ワークショップから、新たな講座やイベントを計画していきます。
  • 子ども広場や地域交流のスペースに図書を持ち込み、「遊ぶ・学ぶ・にぎわう」が融合した活動を行うことができます。

このような様々な利用ができるように、1階は新聞雑誌のコーナーやカフェ、イベントスペースも兼ねるフリースペースがあり、2階は子どもたちの本と、子どもの遊び場による子どもゾーン、3階は日当たりのよいテラス席や、静かで落ち着いた雰囲気の読書室があります。

このように、子どもたちにとっては、遊びと学びの場であり、中高生にとっては、個人やグループでの読書、学習に取り組む場として、地域の大人との交流の場にもなります。また、大人にとっても、隙間時間や休日を利用して、くつろげる場として、市民の新たな居場所となることを目指しています。

3.市民協働組織の立ち上げ

本市では、令和3年度から「真岡まちづくりプロジェクト」として、高校生以上の市民の手による、まちづくり活動が行われています。2年目となる令和4年度は、市内外の高校生・大学生41名によって、さらに活動が拡大しています。

本施設においても、市民が主体となり、自立したまちづくりを実現するため、市民協働組織の設立を計画しています。この組織は、本施設の運営企業の支援を受けながら、市民、企業、各種団体との結びつきによって、本施設の企画運営を担っていくものです。

子育て支援、図書館、地域交流といった複数の機能が連携する施設において、市民が主体となる活動から、多様な講座やイベントが生まれ、さらに、新たな出会いやコミュニティが生まれていくことで、将来にわたって継続できるまちづくり活動を目指していくものです。

4.にぎわい創出と活性化

本施設は、多くの市民が利用する図書館、子育て支援センターに、新たに屋内・屋外の子ども広場、地域交流センターを加えた複合施設です。

このエリアは、古くは真岡町役場から、真岡市役所の旧庁舎、新庁舎が建つ中心市街地であり、周辺には文化財の岡部記念館「金鈴荘」、真岡木綿会館、久保記念観光文化交流館や、多くの飲食店や雑貨店が立ち並ぶ門前地区、五行川の対岸には、五行川河川緑地などが位置しています。

開館後は、本施設と中心市街地との連携を強め、本施設を訪れる多くの方々が、周辺の様々な施設にも足を運んでいただくことにより、中心市街地のにぎわい創出と、活性化を図っていくものです。

これまでの経過

この記事に関するお問い合わせ先

総合政策部 プロジェクト推進課 複合交流拠点整備係
〒321-4395
真岡市荒町5191番地 本庁舎3階
電話番号:0285-83-8059
ファックス番号:0285-83-5896
お問い合わせはこちら